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Core i7-12700H&GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載

マウスの15.6型ゲーミングノート「G-Tune P5-RT」レビュー、ゲームだけでなく仕事や普段使いも快適にこなせる1台だ

2022年09月27日 11時00分更新

文● 石川ひさよし 編集●市川/ASCII

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 マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」からリリースされた「G-Tune P5-RT」。エントリー向けゲーミングノートPCであるが、ゲームだけでなくホーム&ビジネスでも高性能、かつ高機能なGPUを利用したいといった昨今のトレンドにマッチした製品と言えるだろう。

 G-Tune P5-RTは15.6型ゲーミングノートPCだが、がっつりゲーミングを楽しむというよりは高性能ビジネス&ホームPC寄りだろう。本体には高性能CPU&GPUを搭載しているが、ディスプレーパネルのリフレッシュレートは一般的な60Hzだ。スペック的にはeスポーツタイトルで120fps超を狙っていけるのだが、そうしたトーナメントを勝ちぬくためのスペックというわけではなく、カジュアルに60fpsで楽しむPCといった印象だ。

G-Tune P5-RTのリフレッシュレートは60Hz(60fps)

 一方、ホーム&ビジネスではゲーミングノートPCをベースとした高い処理能力が快適だ。たとえばオンライン会議・オンライン学習など、アプリケーションの負荷がまずまず高く、かつマルチタスクでPCを利用する機会が増えている。

 ゲーミングノートPCならメモリーも十分、ディスクリートGPUがゲームだけでなくデスクトップやウインドウの描画も軽快に行なえる。加えて、GeForce RTXによりノイズキャンセリングや背景合成などの機能も利用できる。そう考えると、この製品はゲーミングノートPCを高性能ノートPCとして使いたいニーズに向いているように思う。

G-Tune P5-RT 主なスペック
ディスプレー 15.6型(1920×1080ドット、ノングレア、60Hz)
CPU インテル「Core i7-12700H」(14コア/20スレッド、最大4.7GHz)
グラフィックス NVIDIA「GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU」(4GB、GDDR6)
メモリー 16GB(DDR4-3200、SO-DIMM)
ストレージ 512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)
内蔵ドライブ 非搭載
インターフェース USB 2.0 Type-A、USB 3.0 Type-A、USB 3.1 Type-C×2、有線LAN端子(1000BASE-T)、Mini DisplayPort、HDMI、マイク入力、ヘッドフォン出力・ヘッドセット端子、microSDメモリーカードリーダー
通信規格 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5
カメラ 前面:100万画素ウェブカメラ
本体サイズ 約359.5(W)×238(D)×23.2(H)mm
重量 約2.04kg
OS Windows 11 Home(64bit)

コテコテのゲーミングというよりは万能向けのシンプルな設計

 さて、G-Tune P5-RTのサイズは約359.5(W)×238(D)×23.2(H)mm(ゴム脚等突起物を含まず)。昨今のトレンドを取り入れた狭額縁で幅を抑えている一方、奥行きや厚みは15.6型、据え置きのデスクトップ代替ノートPCらしいサイズ感だ。重量は約2.04kgで、こちらはゲーミングノートPCとしては比較的軽い。家庭内での持ち運びはラクラクこなせる重量のため、長距離移動でなければモバイルも視野に入るだろう。

 デザインはかなりすっきりとした印象だ。カラーは光沢を抑えたブラックで、天板もパームレスト面もフラット。背面や両側面の排気口はゲーミングノートPCらしい造形をしているが、コテコテという感じはなくホーム&ビジネスでの使用もすんなり落ち着けそうだ。

G-Tuneロゴはあるもののほとんどの面がフラットでシンプルな外観

 ディスプレーの解像度は1920×1080ドット(フルHD)。リフレッシュレートは冒頭で紹介したとおり60Hzだ。パネルスペックはノングレアとだけあり、駆動方式についての言及はない。ディスプレーの上部ベゼルにはカメラとマイクが搭載されており、ウェブカメラは100万画素、マイクはデュアルアレイタイプだ。

上部ベゼル中央にウェブカメラを搭載。左右にはマイクも搭載している

 底面はヒンジ寄り、全体の半分近くを給気口としており、内部の銅製ヒートパイプを透かし見ることができる。ファンも左右に1基ずつ搭載しており、冷却性能を高めていることがわかる。

底面は半分近くが給気口としてスリットになっている

 インターフェースは、左右側面および背面にある。左右側面はヒンジ寄りに排気口を設けており、インターフェースは中央より手前に設けられ、インターフェースの抜き差しで温かい排熱が手に当たらない設計だ。

 インターフェースの種類は、現在のPCに求められるものを中心にUSBが豊富。USBは合計4ポートで、USB 3.1 Type-C×2(右および背面)、USB 3.0 Type-A×1(左)、USB 2.0 Type-A×1(左)となっている。映像出力もMini DisplayPort×1(背面)、HDMI×1(背面)と2系統あり、ゲーミングノートPCだけに有線LAN端子も備えている。カードリーダーは今どきの製品らしくmicroSDカードリーダー×1(右)だ。そのほかマイク入力×1(左)、ヘッドフォン出力×1(左)、電源ジャック×1(背面)がある。

フロントはシンプルで、いくつかのインジケーターがあるのみ

背面にはUSB 3.1 Type-C(DisplayPort Alt-Modeは非対応)、HDMI、Mini DisplayPort、電源ジャック

左側面にはUSB 3.0 Type-A、USB 2.0 Type-A、オーディオ入出力が並ぶ

右側面にはmicroSD、USB 3.1 Type-C、有線LANがある

無線LANはIntel Wi-Fi 6 AX201を搭載している

 電源については出力150WのACアダプターでの供給となる。出力的にもUSB PD(PowerDelivery)には対応していない。また、バッテリーはリチウムポリマーを採用し、JEITA測定法2.0にて約7.5時間のバッテリー駆動が可能としている。

 キーボードはテンキー付きの日本語104キー仕様で、本機より「ユニバーサルフォント」を採用している。キー配列としてはスタンダードで、特殊なものはない。デスクトップ用フルキーボードと併用されるような人にとってもすぐに馴染めるだろう。テンキーがあるため仕方ないが、キーピッチは18.2mmとやや幅が狭い設計だ。さらに全角/半角やWindowsキー、Alt、右Ctrl、「¥」やBackSpaceなどがわずかに狭くなっているが、狭すぎはしないので打ちづらいとまではいかない。

ややキーピッチが狭いもののクセのないスタンダードな配列で馴染みやすく、適度なストロークでタイピングしやすい。タッチパッドも121mm×73mm(実測)といった大きさ

マウスの梱包箱がエコにリニューアル

 マウスコンピューターは3R(リデュース・リユース・リサイクル)に積極的に取り組んでいる。そのひとつがエコパッケージだ。少し前から同社製品で採用されはじめているが、G-Tune P5-RTも同様にこれを採用している。

G-Tune P5-RTの梱包箱

 G-Tune P5-RTでエコパッケージがどのようなものか見てみよう。まず一般的なノートPCの梱包では、緩衝材として発泡スチロール、本体包装にビニール袋などを用いていた。これに対しマウスコンピューターのエコパッケージは、まず発泡スチロールは使われていない。

 段ボール製のパッケージ自体が箱としてだけでなく緩衝材の役割も担っている。複雑に折り返して強度を出し、一方では隙間を設けて衝撃を受け流す作りだ。また、製品包装やディスプレーとキーボードの保護には布素材のものを用いている。

梱包材の中身

 過去にマウスコンピューターのノートPCを購入されていたとして、今回エコパッケージが採用されても箱を開けるまでは見た目は変わらない。ただし、商品箱の処分が必要になった時などはラクになったと思えるだろう。

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