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HTC空白の4年間を「HTC Desire 22 pro」の発表会でトップが説明

2022年09月08日 11時00分更新

文● ASCII

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VRグラスとのセットがオトク!
ミドルハイの「HTC Desire 22 pro」

 HTC NIPPONは9月1日、「HTC新製品プレス発表会」を開催。同社としては4年ぶりとなる日本市場向けのスマートフォン最新モデル「HTC Desire 22 pro」を発表した。発売日は10月1日で、価格は6万4900円。また、VRグラス「Vive Flow」とのセットモデルもラインアップしており、価格は11万4900円となっている。

HTCから日本市場4年ぶりのモデルとなる「HTC Desire 22 pro」が発表された

価格は6万4900円で、「Vive Flow」とのセットモデルもある

 発表会はHTC VIVEの公式バーチャルリアリティーパーク「VIVE Wonderland」の映像からスタート。VIVE Wonderland内にHTC NIPPON 代表取締役社長 児島全克氏のアバターが登場し、集まったメディアにHTCが仮想空間やメタバースへ深く取り組んでいることをアピールしていた。

発表会はVIVE Wonderlandの映像からスタート

HTC NIPPON 代表取締役社長 児島全克氏

HTCといえばスマホ、VRの先駆者

 ここからは実際に児島氏がステージに登壇し、1997年の創業以来の歴史を披露。「マイクロソフトとの協業で、Windows Mobileを出させていただいたり、Googleとの協業でAndroidスマホを作らせていただいたり、VIVEというブランドで2016年には初めてのHTC製VR機器を出させていただいた」と、HTCがつねに業界をリードする企業、ブランドであること説明していた。

HTCの歴史を振り返って説明

 また児島氏はHTCのメタバースに関するサービスの総称「VIVERSE」にも言及し、「VIVERSEはコンテンツであったり、ソフトウエアであったり、ハードウェア、サービスそれら全部がひとつのプラットフォームにまとめて、グローバルパートナーと作り上げていくエコシステムのコンセプト」と話している。

HTCのメタバースに関するサービスの総称「VIVERSE」

 この「VIVERSE」を進めるにあたって登場したのが今回の最新スマートフォン「HTC Desire 22 pro」。続けてHTC NIPPON VICE PRESIDENT 川木富美子氏が登壇し、「HTC Desire 22 pro」についての商品説明が行なわれた。

HTC NIPPON VICE PRESIDENT 川木富美子氏

HTC Desire 22 proの3つの特徴

 川木氏はまず「我々が日本市場に送り出す新しいスマートフォンはもちろん、日本仕様に対応しております」とHTC Desire 22 proが、日本市場向けに開発されている点を協調。そのうえで、HTC Desire 22 proの特徴として3つのポイントをピックアップ。1つ目は、新しい時間、自分時間を作り出すこと、そして2つ目はそれを支える新製品のパフォーマンス性能。さらに3つ目はHTC Desire 22 proのカメラ性能だ。

日本仕様なモデルであることをアピール

 ひとつめの「新しい時間、自分時間を作り出す」について川木氏は、「HTC Desire 22 proは、自分時間を念頭に置いて製品開発、これはVIVE Flowと繋げて使っていただくということで製品開発を行なってきました。これにより、我々が考えているメタバースの世界に簡単にアクセスすることが可能となります」と説明している。

HTC Desire 22 proは自分時間のためのスマートフォン

VIVE Flowとの連携がポイント

 VIVE Flowは昨年11月に日本で発売されたVRグラス。189gと軽量ながら、視野角は最大100度で左右合計3.2Kの解像度のディスプレーを搭載している。さらにVIVE Flowは、専用コントローラーはなく、スマートフォンとワイヤレスで接続することで、スマートフォンがコントローラーの役割を担い、VR空間が楽しめるようになっている。

VIVE Flowの特徴

 今回のHTC Desire 22 proは、VIVE Flowの接続に最適化しており、川木氏は「VIVE Flowのコンビネーションで使うことで最高のパフォーマンスを発揮する」と話している。たんにVIVE Flowとワイヤレス接続できるだけでなく、MiracastやHDCPにも対応。VIVE Flowだけでなく、そのほか大画面テレビなどの外部でディスプレーにも、コンテンツを映し出すことができ「自分時間」を楽しめるというわけだ。

ミラキャストやHDCPにも対応

 2つ目のパフォーマンス性能については、まずバッテリー性能に言及。Type-C端子を使った18Wの急速充電に加え、ワイヤレス充電(Qi互換)でも15Wの充電が可能。さらにワイヤレスでのリバースチャージにも対応している。

ワイヤレスチャージやリバースチャージも利用可能

 加えてVIVE FlowをUSBケーブルで接続することによって、HTC Desire 22 proからVIVE Flowへの給電も可能。このあたりもVIVE Flowとの連携を考えて作られたスマートフォンと言える。

プロセッサーはSnapdragon 695G

 そのほか冒頭でもあったように、防水・防塵やおサイフケータイといった日本市場向けの機能も搭載。川木氏は「HTCは、おサイフケータイや防水、防塵といった、いわゆる日本機能を海外メーカーとして最初に搭載したメーカーでもあります」と、4年ぶりとはいえ、長く日本市場にスマートフォンを提供してきたメーカーであることを説明していた。

IP67の防水・防塵性能搭載

おサイフケータイ機能も搭載している

 3つめのカメラ機能は「フロントに3200万画素のカメラを搭載し、自分時間を楽しむのにふさわしいセルフィーカメラがHTC Desire 22 Proのひとつの特徴となっています。もちろん夜景モード、手ブレ補正、スローモーションなどの基本キーの機能基本機能はすべて搭載しています」と話していた。

背面は2眼仕様で深度カメラも搭載

一般的なスマートフォンカメラの機能は網羅している

日本独自のカラー「サルサ・レッド」が美しい

 本体カラーについては、チェリーブロッサム(海外ではポリッシュゴールド)、ダークオーク、サルサ・レッドの3色展開。サルサ・レッドは「日本のお客様のためにデザインしたカラー。日本限定色となります」(川木氏)と、イチオシのカラーとなっているが、サルサ・レッドのみ発売日が遅くなっている(10月末予定)。

サルサレッド

ミリ波には対応していないが、Sub 6はn79に対応しているので、4キャリアで安心して使える

前モデルから4年も空いてしまった理由

 質疑応答では、児島氏と川木氏の両名が登壇。この4年間スマートフォンをリリースしなかった理由について、児島氏は「日本では、特に弊社ではハイエンドというのを求められており、今までそういうものを出していました。グローバルの中で日本機能を十分に搭載して、かつ今回VIVE FlowとVIVERSEというのをMWCで発表し、このタイミングで新しい世界というのを見ていただきたいというタイミングがやっと来た。そこで日本でもこのように発表させていただいた」と説明している。

質疑応答に応える児島氏と川木氏

 発表会後は、実機を使った撮影テストができるコーナーに加えて、VIVE Flowとの連携機能が体験できるブースを多数設置して、取材陣が体験できるようになっていた。

VIVE Flowとの連携機能を試すブースが用意されていた

VIVE FlowとHTC Desire 22 Proを使っている様子

提供:HTC NIPPON

HTC「HTC Desire 22 pro」の主なスペック
ディスプレー 6.6型液晶(20:9)120Hz対応
画面解像度 1080×2400
サイズ 約76.9×166.3×9.4mm
重量 約205.5g
CPU Snapdragon 695 5G
2.2GHz+1.8GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 8GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC
OS Android 12
対応バンド 5G NR:n3/28/77/78/79
LTE:1/3/4/5/7/8/12/17/18/19
/21/26/28/38/39/41/42
W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19
4バンドGSM
無線LAN IEEE802.11ac
カメラ画素数 6400万画素
+1300万画素(超広角)
+500万画素(深度)
イン:3200万画素
バッテリー容量 4520mAh(最大18W対応)
Qi
生体認証 ○(側面指紋+顔)
FeliCa/NFC ○/○
防水/防塵 ○/○(IP67)
USB端子 Type-C
イヤホン端子
カラバリ ダークオーク、チェリーブロッサム、サルサ・レッド
発売日 10月1日(サルサ・レッドは10月末予定)
価格 6万4900円
 

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