Type-Cケーブルで外部ディスプレイをつなげば理想のPC環境に!!

外出先でも在宅でも快適!メインマシンとして使う<LAVIE NEXTREME Carbon>

山口優/編集●村野晃一(ASCII)

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 コロナ禍をきっかけにテレワークが浸透し、在宅で仕事する機会が増加した。一部でオフィス復帰の流れは始まっているが、まだまだ落ち着かない社会情勢ということもあって出社と在宅を行きつ戻りつしているという人も少なくないだろう。

 そうした中で頭を悩ませるのが、流動的な働き方に対応するためにはどんなPCを選べばいいのかということ。しかし今回、NECパーソナルコンピュータの14.0型モバイルノートPC<LAVIE NEXTREME Carbon>を外部ディスプレイにつないで使ってみたところ、その懸案が一気に解決した。そこで、ここでは同製品を軸にしたPC環境構築方法や使い勝手などを紹介していこう。

14型ながら900gを切る薄型軽量モバイルノートPC

 具体的な活用方法を紹介する前に、製品の特徴をざっとおさらいしておこう。<LAVIE NEXTREME Carbon>は、14.0型ディスプレイを搭載しながら厚み17.5mm、質量が最軽量構成時に約883gという薄型軽量モバイルノートPCだ。天板や底面に軽量で剛性の高いカーボン素材を採用しており、アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H)準拠の耐久テストをクリアするほど堅牢性が高いのも大きな特徴。

薄型軽量ながら堅牢性の高い<LAVIE NEXTREME Carbon>

 薄型軽量ノートPCとしてはインターフェイスが充実しており、本体左側面にセキュリティスロットとThunderbolt 4×2、microSDメモリーカードスロットが、本体右側面にHDMI、USB 3.2 Gen2、ヘッドフォン/ヘッドフォンマイク端子が搭載されている。通信機能はWi-Fi 6とBluetooth 5に対応。ディスプレイ上部には、有効画素数200万画素の顔認証対応Webカメラとマイクも内蔵している。ワイヤレスWAN搭載モデル(XC950/DAG)の場合はLTE/3G通信に対応したnano SIMカードスロットも内蔵されており、eSIMにも対応する。

 CPUは第11世代インテルCoreプロセッサーを採用しており、高速なPCIe Gen4×4接続のSSDを搭載しているためOSやアプリの動作もサクサク。さらにJEITA Ver.2.0準拠で最長約24時間のバッテリー駆動時間を実現しており、薄型+軽量+高性能+長時間という、モバイル用途に求められるポイントを高いレベルで満たしている。まさに“最強”と言っても過言ではないモバイルノートPCだ。

本体左側面にはセキュリティスロットとThunderbolt 4×2、microSDメモリーカードスロットが搭載されている。Thunderbolt 4(一部モデルはUSB 3.2 Gen2 Type-C)はいずれもUSB Power DeliveryとDisplayPort出力機能に対応している

本体右側面にはHDMI、USB 3.2 Gen2、ヘッドフォン/ヘッドフォンマイク端子が搭載されている

外部ディスプレイをつないでデュアルモニターで活用する

 <LAVIE NEXTREME Carbon>の真価が発揮されるのは、やはり最軽量モデルで約883gという軽量なボディを生かしたモバイルワークにあるといえるだろう。しかし、LAVIEシリーズの中でもハイブランドとして擁立された<LAVIE NEXTREME Carbon>のポテンシャルは、外出時にだけ利用するのではもったいない。

 <LAVIE NEXTREME Carbon>はディスプレイ出力用にHDMI端子を搭載しているが、それ以外にもThunderbolt 4(Type-Cコネクタ)を2ポート装備している。Thunderbolt 4ポートは両方ともDisplayPort出力に対応しているため、合計3系統のディスプレイ出力が利用できることになる。在宅勤務の際に強くおすすめしたいのが、これらのディスプレイ出力端子から外部ディスプレイにつないでノートPCの画面を拡張する方法だ。

 <LAVIE NEXTREME Carbon>はノートPCとしては大きく見やすい14.0型ディスプレイを搭載しているが、作業領域の広さでは、やはりオフィスで使っているような大型の外付けディスプレイにはおよばない。しかし外部ディスプレイをつなげば、内蔵ディスプレイと合わせて2画面での利用が可能になり、オフィスと同等、あるいはそれ以上のPC環境を構築することができる。

IPS方式の14.0型ノングレア液晶ディスプレイを搭載する。解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で、アスペクト比は16:10となっている

 実際に2画面(デュアルディスプレイ)にして使ってみると、思った以上に快適で業務がはかどるのを実感できる。複数のアプリを開く際も、作業領域が広くウィンドウを重ならないように表示しやすいからだ。

 たとえば仕事で使うOfficeなどのウィンドウはメインディスプレイ(外部ディスプレイ)に表示し、メールやTeams、Slack、Zoomなどのコミュニケーションツールをサブディスプレイ(ノートPCの内蔵ディスプレイ)にまとめておけば、プロジェクトのメンバーとコミュニケーションを取りながら業務を行う際もスムーズ。ウィンドウの切り替えを最小限にすることができ、そのぶんキー操作やマウス操作も減らすことができる。

 グラフィックソフトのように多くのパネルを表示しながら作業する場合は、よく使うパネルをサブディスプレイにまとめておくと効率的。資料を参照しながら文書を作成するような場合もサブディスプレイがあると何かと便利だ。Web検索ページやPDF、Wordなどの資料をサブディスプレイに表示して、それを見ながら広々とした画面で文書をまとめることができる。


Office 2021 3つの特徴




 <LAVIE NEXTREME Carbon>の内蔵ディスプレイはWUXGA(1920×1200ドット)で、アスペクト比が16:10となっており、一般的なフルHDのディスプレイより縦に情報量が少し多い。そのため縦長の文書やWebページを表示する際も一覧性が高く、スクロールの頻度を減らせるためサブディスプレイとして利用する際も快適だ。

外付けディスプレイをつないで使うと、作業領域が広がり業務の効率がグッと上がる

 また、<LAVIE NEXTREME Carbon>にインストールされている「Glance by Mirametrix」には、視線誘導によりマウスカーソルの位置を視線を向けているディスプレイ側に自動的に移動してくれる「スマートポインター」という機能もあるので、2つのディスプレイ間で視線をあちらこちらに移しても、マウスカーソルの位置を見失いにくく便利だ。

「Glance by Mirametrix」の「スマートポインター」機能の設定

 さらに「Glance by Mirametrix」には「スナップウィンドウ」という機能があり、特定のウィンドウをマウスでドラッグしたままもう一方のディスプレイに視線を移すと、ウィンドウを保持したまま移動させることができるなど、マルチディスプレイ環境で役立つ機能が多くある。

ケーブル1本でモバイルPCからメインPCに早変わり

 外付けディスプレイを使う際は、HDMIとThunderbolt 4のうち、Thunderbolt 4経由でつなげるのがおすすめ。というのもThunderbolt 4ポートはUSB Power Deliveryをサポートしており、USB Type-C対応ディスプレイならケーブル1本つなぐだけでPC本体に給電しながら画面表示できるからだ。いちいち本製品にACアダプターをつながなくてもすむ。

本体にふたつあるThunderbolt 4ポート。どちらもUSB PDとDisplay Port出力に対応している

 USBハブ機能を備えたディスプレイなら、さらに便利。USBキーボードやマウス、プリンターなどをディスプレイ側に接続しておけば、本製品をディスプレイにつなぐだけでそれらの周辺機器も同時に利用できるようになる。気分を切り替えてカフェやコワーキングスペースで作業したいときも、ケーブルを1本外すだけで気軽に普段の仕事環境をそのまま持ち出せるし、帰宅した際はケーブル1本つなぐだけですぐ元の環境を復元できる。メインPCとモバイルPCを別々の端末にしなくても、1台でどちらもスマートに使い分けられるのがとにかく便利。

 手持ちの外付けディスプレイがUSB Type-Cに対応していない場合は、USB Type-C接続のドッキングステーションを活用するのがおすすめ。ケーブル1本で、外付けディスプレイを含めた周辺機器と一括接続することができる。サードパーティから手頃な値段でさまざまな製品が販売されているので、用途や目的に合ったものを検討してみるといいだろう。

 なお本製品の付属ACアダプターは65W出力なので、本体をケーブル1本で充電しながら使いたい場合は同等以上の出力に対応したUSB Type-Cディスプレイやドッキングステーションを選んだ方がよさそうだ。出力が小さい場合は充電速度が遅くなったり、バッテリーが消費されてしまうことがある。

ACアダプターは65W出力のものが付属している

メインPCとしても十分活用できる性能の高さ

 いくら使い勝手がよくても、性能が低いとメインPCとして使うのは難しい。<LAVIE NEXTREME Carbon>はその辺りも抜かりがない。CPUに第11世代インテルCore i5またはCore i7を採用しており、一般的な業務であれば十分快適にこなすことができる。

 今回試したのはCPUにCore i7-1195G7を採用し、16GBのメモリとCPU内蔵のインテルIris Xeグラフィックスを搭載したモデル。PCの総合的な性能をチェックするためベンチマークソフト「PCMARK10」を実施してみたところ、次のようになった。

「PCMARK 10」スコア
総合スコア 4885
Essentials 9516
Productivity 6805
Digital Content Creation 4887

「PCMARK 10」の結果。メインPCとして十分なパフォーマンスを持っている

 快適さの目安は、基本性能を示すEssentialsが4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示すProductivityが4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示すDigital Content Creationが3450以上となっているが、そのいずれも大きく上回っており、ビデオ会議やOfficeアプリを使った文書作成はもちろん、画像・動画編集などクリエイティブ系の業務もある程度快適に行える性能を持っていることがわかる。

 ストレージは、PCIe4.0x4のSSDが搭載されていたが、CrystalDiskMarkでチェックしてみたところシーケンシャルリードが6800MB/s近く出ており非常に高速。実際、OSやアプリもキビキビ動作し、ファイルサイズの大きなデータの読み込みも速かった。メインPCとして不足のない性能と言えるだろう。

「CrystalDiskMark」の結果。現状では最速レベルの読み込み速度を実現している

働き方の変化にも柔軟に対応できる高機能なノートPC

 カーボン素材を採用して軽量ボディと堅牢性を両立し、場所を問わず軽快に使用できるモバイルノートPC<LAVIE NEXTREME Carbon>。インターフェースが充実しており基本性能も高いため、外付けディスプレイなどと組み合わせることでメインPCとしても十分活用することができる。出社と在宅が混在する昨今の流動的な働き方には、まさにピッタリの製品だと言えるだろう。

 直販サイトではメモリやストレージ容量、バッテリー容量などの構成をカスタマイズすることも可能なので、用途や利用シーンに合わせて自分仕様の1台に仕上げてみてはいかがだろうか。きっと頼もしいライフパートナーになってくれるはずだ。

<LAVIE NEXTREME Carbon>の主なスペック
ラインアップ XC950/DAG XC750/DA
シリーズ
XC550/DA
シリーズ
OS Windows 11 Home
プロセッサー 第11世代インテル® Core™ i7-1195G7プロセッサー(最大5.00GHz) 第11世代インテル® Core™ i5-1155G7プロセッサー(最大4.50GHz)
ディスプレイ 14.0型ワイド WUXGA(狭額縁) IPS液晶・ノングレア
解像度 1920×1200ドット
メモリ 16GB 8GB
内蔵ストレージ SSD(PCIe) 約512GB
無線通信機能 Wi-Fi 6 対応(IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth®
LTE/3G(ワイヤレスWAN) SIMフリー、eSIM対応
LTE(CA対応)
インターフェイス Thunderbolt™ 4(USB4 Gen3)Type-C×2、USB 3.2 Gen2×1、HDMI出力×1、ヘッドフォンマイクジャック×1、mircoSDメモリーカードスロット
Webカメラ フルHD対応 200万画素(プライバシーシャッター付き)
サイズ(突起部、バンプ部除く) およそ313(W)×218(D)×17.5(H)mm
質量 約937g 約891g 約883g
バッテリ駆動時間
(JEITA 2.0)
約24.0時間
オフィスアプリ Microsoft Office Home & Business 2021
カラバリ ペールゴールド ペールゴールド、メテオグレー

(提供:NECパーソナルコンピュータ)

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