このページの本文へ

AMD「Ryzen Threadripper PRO 5965WX」、「Ryzen Threadripper PRO 5975WX」

Ryzen Threadripper PRO 5000 WXがアキバに入荷! 12日より販売開始

2022年08月12日 00時09分更新

文● 山県 編集●北村/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 AMDの最新ワークステーション・プロセッサー「AMD Ryzen Threadripper PRO 5000 WX」シリーズがアキバに登場。12日(金)11時の販売解禁を前に一部ショップで製品の入荷を確認した。発売が予定されているのは、「Ryzen Threadripper PRO 5965WX」(37万9800円)と「Ryzen Threadripper PRO 5975WX」(52万6800円)の2モデルだ。

12日(金)11時に販売解禁となるAMDの最新ワークステーション・プロセッサー「AMD Ryzen Threadripper PRO 5000 WX」シリーズ

 「AMD Ryzen Threadripper PRO 5000 WX」シリーズは、8Kでのレンダリングや編集、複雑なシミュレーションやデザインの開発、コードの迅速な開発やコンパイルといった複雑なプロフェッショナル・ワークロードに適したハイエンドCPU。

24コア/48スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 5965WX」。パッケージはRyzenシリーズより一回り大きい

 「AMD Ryzen Threadripper PRO 3000 WXプロセッサー」の後継製品で、新たにZen 3アーキテクチャーを採用するとともにAMD PROテクノロジーのエンタープライズ・セキュリティー機能や管理性、拡張性を装備。より高い周波数と強化されたL3キャッシュ・アーキテクチャーにより、スレッド数の少ないワークロードに対応するだけでなく、高度なマルチスレッド性能も実現する。

 また、128のPCIe 4.0レーンに対応することで、豊富なグラフィックスやストレージの拡張性を提供し、グラフィックス性能が最大43%向上、ストレージ性能は最大2.2倍向上したという。コアあたりの消費電力も削減され、全モデルTDP 280Wとなっている。

正面からCPU本体を確認できる。入荷数は極少量。12日中に売り切れる可能性が高そうだ

 販売が始まるのは、24コア/48スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 5965WX」(ベース周波数3.8GHz/ブースト時4.5GHz/キャッシュ140MB)と32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 5975WX」(ベース周波数3.6GHz/ブースト時4.5GHz/キャッシュ144MB)の2モデル。64コア/128スレッドの最上位モデル「Ryzen Threadripper PRO 5995WX」(ベース周波数2.7GHz/ブースト時4.5GHz/キャッシュ288MB)については、12日の時点で販売を予定しているショップはない。

24コア/48スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 5965WX」と32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper PRO 5975WX」。最上位モデルについては現時点で入荷予定はない

 販売を予定しているのはパソコンショップアーク、ツクモパソコン本店(5975WXのみ取り扱い)、TSUKUMO eX.(5965WXのみ取り扱い)。いずれも12日(金)11時より販売を予定しているが具体的な購入方法などは、当日のTwitterやショップで確認してほしいとしている。なお、入荷数は極少量で、再入荷の予定も今のところないとのこと。また、対応マザーボードとしてASRock「WRX80 Creator」ASRock Rack「WRX80D8-2T」が店頭で購入可能だ。

【関連サイト】

カテゴリートップへ