GameSirが新しいAndroid用有線ゲームコントローラー「GameSir X3 Type-C」を近日中に発売します。本製品は「GameSir X2 Type-C」の後継モデル。背面に冷却ファンが追加され、またボタンの高さ、形状、配置などをカスタマイズできるパーツを同梱するなど大幅なアップデートが施されています。
Amazon.co.jpに（製品ページ）が用意されているものの、記事執筆時点（6月16日）では発売前なので在庫切れになっていますが、6月下旬～7月くらいに販売がスタートする予定です。今回は発売前の製品を借用したので実機レビューをお届けいたします。
GameSir「GameSir X3 Type-C」直販価格99.99ドル（約1万4000円）
冷却ファンを装備した
Androidスマホ用ゲームコントローラー
GameSir X3 Type-CはAndroidスマートフォン専用のゲームコントローラー。伸縮自在のスライド機構が採用されており、横が110～179mmの長さのAndroidスマートフォン（21:9で横165mmのXperia 1 IIIも余裕）に対応します。本体サイズは約88×180×48mm、重量は270g。AndroidスマートフォンとはUSB Type-C端子経由で接続します。
製品パッケージ。持ち運び用ケースも兼ねています
GameSir X3 Type-C本体、キャリーケース、ハイジョイスティック×2、凹型ディッシュ十字ボタン×1、凹型ジョイスティックキャップ×2、凸型ジョイスティックキャップ×2、1.5mType-C充電ケーブル（クーラー用）、説明書類が同梱されています
コントローラーには、左側にGボタン、左ジョイスティック、十字ボタン、スクリーンショットボタン、右側にSボタン、ABXYボタン、右ジョイスティック、ホームボタン、上側にLT/LBボタン、RT/RBボタン、下側にクーラー給電用USB Type-C端子、スマホ充電用USB Type-C端子、正面右寄りにスマホ接続用USB Type-C端子を配置。また背面には冷却ファンが装備されています。
左側にGボタン、左ジョイスティック、十字ボタン、スクリーンショットボタン、右側にSボタン、ABXYボタン、右ジョイスティック、ホームボタンを用意。正面右寄りにスマホ接続用USB Type-C端子が配置
背面には冷却ファンが装備
上側にはLT/LBボタン、RT/RBボタンが配置
下側にはクーラー給電用USB Type-C端子、スマホ充電用USB Type-C端子を用意
右側面
左側面
付属品一覧でも触れましたが、ハイジョイスティック×2、凹型ディッシュ十字ボタン×1、凹型ジョイスティックキャップ×2、凸型ジョイスティックキャップ×2などのカスタマイズ用パーツが同梱されており、ジョイスティックの高さと形状、十字ボタンの形状を変更可能です。
またABXYボタンは磁力で吸着されているので、配置を自由に入れ替えられます。Xboxレイアウト、Nintendo Switchレイアウトなどに変更できるのです。
ジョイスティックの高さや形状、十字ボタンの形状を変えることで好みのフィーリングにカスタマイズできるわけです
デフォルトはXboxレイアウト。ボタンは左側面に爪を入れると簡単に取り外せます
スマホの脱着は非常にお手軽。スマホと接続するためのUSB Type-C端子は上下に可動式となっており、無理なく抜き差しが可能です。あとはGameSir X3 Type-Cを左右に開いて、スマホを挟み込むだけ。慣れれば数秒で脱着が可能です。
ただし、スマホとケースによっては、ケースをはずさなければUSB Type-C端子がしっかりと奥まで刺さらないようです。今回は「Pixel 6 Pro」と純正ケース「Pixel 6 Pro Case」で試しましたが、ケースを装着したままではPixel 6 ProがGameSir X3 Type-Cを認識しませんでした。次期モデルでは、USB Type-C端子の飛び出し量を調整できるような機構が組み込まれることを期待したいところです。
まずはスマホと接触する「クーリングシリコンパッド」に貼られたフィルムをはがします
スマホと接続するためのUSB Type-C端子は可動式
端子に負担をかけることなくスマホを抜き差し可能
最後に、GameSir X3 Type-Cを左右に開いて、スマホを挟み込めば完成です
スマホとGameSir X3 Type-Cが正常に接続されるとLEDが青く点灯します
