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ゾーホー、電子署名サービス「Zoho Sign」を国内データセンターで運用開始

2022年06月29日 20時00分更新

文● ASCII

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 ゾーホージャパンは6月29日、クラウド型電子署名サービス「Zoho Sign」を日本国内のデータセンターで運用開始した。

 これまで、Zoho Signは主に米国のデータセンターを通じて提供していたが、日本の顧客専用の環境で利用可能になることで、より厳格なセキュリティーおよびコンプライアンスの要件に対応した。ゾーホーは東京と大阪の2ヵ所に新規の自社データセンターを開設し、2022年2月14日より本格運用を開始。電子文書の国内での保存・管理を望む、セキュリティー要件に厳格な日本の顧客のニーズに応えるため企業向けクラウドサービスの提供環境を強化している。

 Zoho Signは軍用レベルの暗号化で高いレベルのデータセキュリティーが保証され、署名順序や署名方法などを管理するワークフロー設定、署名プロセスのすべてを追跡できる監査証跡などの機能を備える電子署名の機能を提供するクラウドサービス。

 また、国内の時刻認証業務認定事業者(TSA)の1社であるセイコーソリューションズのセイコータイムスタンプサービスがZoho Signで使えるようになり、電子帳簿保存法の電子取引データの保存要件であるタイムスタンプ付与が可能になった。高速・高精度なタイムスタンプサーバーを活用した信頼性の高い時刻認証により、電子署名された電子契約データの真正性が保証される。

 Zoho Signは1ユーザーあたり月額1200円(年間契約の場合)から利用可能(セイコータイムスタンプサービスは別途料金)。無料トライアルも用意される。

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