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〈前編〉新生マカフィー、ここが変わった!

新生マカフィー製品はセキュリティ知識ゼロで使えるスーパーツールへ

2022年07月19日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII

提供: マカフィー株式会社

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コンシューマー専業となった新生マカフィーの変化とは?

後編はこちら

あれ、いつの間にかUIが変わってる……?

 マカフィーのセキュリティ対策製品がリニューアルされた。とはいえ、製品ラインナップはこれまで通りで、一見すると変化はないように思える。しかしその中身は、日本人のネット利用スタイル・対策製品への考え方・モバイルへの接し方などに対応して大きく進化を遂げた。今回はリニューアルの背景とともに新しくなったマカフィー製品の特徴について紹介していく。

対策をしない日本人。その理由は?

 日本においてマカフィーは長い間、エンタープライズ寄りのセキュリティ対策企業として認知されてきた。しかし法人セキュリティ部門の売却に伴い、2021年末にコンシューマー専業ブランドとして生まれ変わった。具体的には、同社は今後「デバイスを守る」企業から、「オンライン活動中のユーザーが求める機能を提供する」企業を目指すという。

 その目標を達成するためにマカフィーが大きな課題として考えているのは、「機能を使い切っていないユーザーが多い」ことだという。

 同社が実施したアンケートに興味深い結果がある。セキュリティ対策製品の導入について、日本とアメリカを比較した場合、日本では新しいツールを導入する人の割合が少ないのだ。

日米比較:新たなツールの導入に差がある

 それどころか、PII(個人を特定できる情報)保護やVPN、パスワードマネージャー、ペアレンタルコントロールといった(いわゆるウイルス対策製品以外の)ツールを使用したことのある人の割合自体が少ないという結果も得られた。すでに上記の機能が盛り込まれている同社製品を導入済みにも関わらずだ。

 マカフィーではその理由を「セキュリティ対策企業側がツールの機能やメリットを上手く解説できていないからだ」と推測、大きな改善を実施した。

日米比較:各種セキュリティ対策ツールごとの導入状況

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