このページの本文へ

現役CA兼 駆け出しのWebデザイナーがWordPressサーバー構築初挑戦をエックスサーバーでやってみた(前編) (1/2)

2022年07月07日 09時00分更新

文●小倉シエリ 編集●MOVIEW 清水

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

 こんにちは。KUSANAGIの開発チームで取締役をしている相原です。

 「KUSANAGI」はWordPressをはじめとするCMSを高速に動作させる仮想マシンです。わたしたちは「KUSANAGI」を開発して皆様にご利用いただくほか、お客様のWebサイトを「KUSANAGI」で運用しています。

 この連載では、「KUSANAGI」の開発やお客様とのお話の中で感じた課題や実際の運用の中で得た知見などをお伝えしています。

 連載の17回目は、「KUSANAGI」の高速化技術を採用頂いている「エックスサーバー」でのWordPressサーバー構築初挑戦のレポートをシエリさんに寄稿頂きました。初めての方がつまずきやすいポイントなど実体験もとに書かれていらっしゃいますので、参考になさってくださいね。



 こんにちは。

 シエリです。駆け出しのWEBデザイナーです。普段はITとは全く別の業界で働いておりますが、新しい世界に飛び込みたく日々勉強をしております。


 今回は、インターネット・アカデミーと吉政創成株式会社との共同運営サイト「Python study」の構築を1からやってみました。インターネット・アカデミーは即戦力IT人材育成を行うことで知られているスクールであり、WebデザインやWeb開発エンジニアのみならず、AIやIoTなどの新しい分野でのエンジニア育成にも高い評価を得ているスクールです。今回はAIの分野で中核的に使用されているプログラミング言語であるPython研修にもっと力を入れていきたいということで、Pythonエンジニア育成推進協会の協力を得て、Python 3 エンジニア認定データ分析試験の特設サイトの構築をご用命いただきました。

 主な要件は以下の通りです。

・Python関連の教育コンテンツはかなりアクセス数が増えることが予想されるため、高い負荷がかかっても快適にWebを閲覧できること
・安価にかつ短期間で構築できること
・運営後の更新が容易なWordPressを使用すること

 上記を実現するにあたって、まず、WordPressのWebサイトを短期間で安価に構築するためにWordPressホスティングサービスを使用することにしました。

簡単かつ短期間で超高速なWordPressサイトを構築できる「エックスサーバー」を採用することに

 WordPressのホスティングサービスと言ってもかなりの数があるのですが、一番の要件でもある高い負荷に耐えられる超高速なWordPressサイトを構築するためには、やはり超高速なWordPressホスティングサービスがよいですよね。そこで「WordPress高速サーバー」で検索してみると「エックスサーバー」が出てきました。

 「エックスサーバー」のWebを見てみると「エックスサーバー」は、世界最高クラスのハードウェア、ソフトウェアシステムで国内最速の性能を誇るレンタルサーバーだそうです。1台当たり1千万円を超える最新の商用サーバー機器を採用。WordPressの高速化でメジャーな「KUSANAGI」の高速化技術も導入しています。なんかすごそうですね。サーバー速度No.1なので、一番速いということですよね。

 圧倒的なサーバー・ソフトウェア性能により、大量アクセスにも非常に強い構成となっているとのこと。そうそう!それが要件なのです。WordPressを個別の初期設定なしで使えるサービスとのこと。それなら私にもできるかも!

 ということで、「エックスサーバー」を利用することに決めました。ただ、、私と言えば、飛行機の客室乗務員が本業で、副業で始めたWebデザインもまだまだ駆け出しのレベル。そもそもWebサイトをゼロから構築したことなんか一度もなく、その状況から一人で作り始めて、果たしてWebサイトが作れるのか!?という状況なのです。とはいっても、ここはやるしかないのでやってみます!そして同じような状況の人のために、実際にやってみた結果やつまずいたところをレポートしてみたいと思います。

前へ 1 2 次へ

この連載の記事

一覧へ

この記事の編集者は以下の記事をオススメしています