このページの本文へ

Akamai、オーディエンスハイジャッキングを抑止する「Audience Hijacking Protector」などセキュリティー機能を発表

2022年05月24日 19時30分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アカマイ・テクノロジーズは5月24日、「Audience Hijacking Protector」を提供開始した。

 オンライン小売市場が急激に拡大するなか、不正に表示される広告やポップアップによって自社のオンラインストアで買い物をしている客を他サイトに誘導する「オーディエンスハイジャッキング」が脅威となりつつある。オーディエンスハイジャッキング対策での鍵となるのは、ブラウザー内のふるまいを可視化することであり、Audience Hijacking Protectorは競合サイトや悪性のウェブサイトへの望まないリダイレクションから顧客を保護するほか、アフィリエイト詐欺の減少やプライバシーリスクを緩和できるという。
 
 さらに同社では、ブラウザーからのデータ流出やその他のスクリプトベースの攻撃から防御する「Page Integrity Manager」の機能拡張、組織とユーザーの安全を維持するAPIデータ漏えいの防止、進化する脅威に対処するための豊富なオプションを企業に提供するApp & API ProtectorのCustom Rule Builder、Managed Security Service(MSS)のアラートを拡張して予防的かつ実用的なアラートを発することができるマネージド型アラートなど、複数の機能向上を発表した。

カテゴリートップへ