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COMPUTEX TAIPEI 2022レポート 第1回

「Corei9-12950HX」で16コア24スレッドの時代が来ました

ASUSがインテルの頂上CPU「Core HX」とミニLEDで超絶コントラストのROGゲーミングノートPCを発表

2022年05月17日 22時00分更新

文● みやのプロ(@E_Minazou)+ 編集●ASCII

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 ASUSは日本時間5月17日に、COPMUTEX TAIPEI 2022に向けて、世界向けの新製品発表会をおこない、ゲーミングブランドROGの新型ノート2製品を発表した。日本での発売は後日発表となる予定。

 1台は、爆速モデル「ROG STRIX」の新機種で、インテルが5月10日に発表したモバイル向け最上位CPUの「Core HXシリーズ」を搭載。もう1台は、持ち運び可能ながら外部GPUボックスで最強化も可能な「ROG FLOW」で、ディスプレーにマイクロLEDのバックライトでハイコントラストを実現した16型を投入した。

Core HX搭載で史上最高速のゲーミングノート
ROG Strix SCAR 17 Special Edition

 搭載するCPUは「Core i9-12950HX」で、Pコア×8とEコア×8の合計16コアで最高24スレッドが動作する。ベース(PL1)は55Wで、最高157Wで動作し、Pコアのクロックは最高5GHzである。組み合わされるGPUはNVIDIA GeForce RTX 3070 Tiと3080Tiだ。冷却はリキッドメタルとベイパーチャンバーで性能向上が図られている。

 メインメモリーはDDR5-4800MHzで64GB、ストレージはPCIe4.0の2TB+2TBでRAID0を組む。

 ディスプレーは360HzのFHDと240HzのQHDでAdaptiveSyncで3msの描画速度を持つ。

 インターフェースは、Thunderbolt4×1にUSB 3.2 Gen2のType-C×2、USB 3.2 Gen1のタイプA×2に、HDMI、有線LAN、オーディオジャックだ。専用電源コネクターを持つが、最高100WでのUSB PDでの給電も可能である。

 スピーカーは4基内蔵しDolby Atmos対応、ScarでおなじみのArmorCapやKeystoneなども装備する。

 バッテリーは90Wh搭載し、サイズは395×282.1×23.4~28.3mm、重量は3kg。

16型コンバーチブルはミニLEDでコントラスト比10万を実現
ROG Flow X16

 外部GPUボックスで最強化できるモバイルゲーミングノートのFlowシリーズ新モデルで、CPUはAMD Ryzen 9 6900HSを採用。GPUもGeForce 3060/3060 Ti/3070 Tiから選択できる。

 メインメモリーはDDR5-4800MHzで最高64GB、SSDはPCIe4.0で最高2TB内蔵する。

 ディスプレーは16インチ16:10比率のミニLEDバックライト(512ゾーン)採用で最高輝度1100nit、10万対1のコントラスト比を実現。WQHDA(2560×1600ドット)で165Hz/3ms動作、タッチとペン対応である。

 インターフェースはGPUボックス接続のためのROG XG Mobileインターフェースに、USB 3.2 Gen2のType-C、USB 3.2のType-C、USB 3.2 Gen2のType-A×2、HDMI、マイクロSDカード、オーディオジャック。

 バッテリーは90Wh内蔵で、サイズは355×243×19.4mmで、重量は2.1kg。

 発表会では、ノートPCに加え、「ROG Slash」のバッグやケース、帽子、「Team ROG」、「SCAR Runner」のキャンペーンも発表となった。

 

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