新生活は有機ELディスプレー搭載ノートPC「ASUS Vivobook Pro 14/15 OLED」で始めよう!!

文●写真 ジャイアン鈴木 編集● ASCII

提供: ASUS JAPAN

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 新生活をスタートさせるにあたって必要なものはたくさんある。昨今は情報機器をスマホやタブレットで済ましている方も多いが、新生活を機にノートPCの導入を検討してはいかがだろうか?

 ノートPCは大画面ディスプレーとキーボード、タッチパッドを備えており作業効率が高い。また2021年10月5日にリリースされた「Windows 11」ではスタートメニューがセンタリングされ、ウィジェットやウインドースナップ機能が強化されるなど使い勝手が大幅に向上している。勉強やレポート、プレゼン資料の作成を着実に効率化してくれるのだ。

 さて、そんなWindows 11搭載ノートPCで、最近注目されているのが有機ELディスプレー(OLED)搭載モデル。スマホでは有機ELディスプレーは当たり前になりつつあるが、有機ELディスプレー搭載ノートPCも急速に増えているのだ。まずは有機ELディスプレーのメリットから解説していこう。

ディスプレーの大画面化に伴いWindows 11はスタートメニューを中央にセンタリング。ひんぱんに利用するアプリケーションにアクセスしやすくなっている

キーボード&タッチパッドによる圧倒的とも言える入力効率の高さはスマホ、タブレットに対する大きなアドバンテージ。またマウスを用意すれば細やかな作業も快適に行なえる

これは今後ASUSから発売される予定のマウス「ASUS Marshmallow Mouse MD100」。ストラップが本体に取り付けられており指などにかけて手軽&確実に持ち運べる。また、24時間にわたって細菌の増殖を99%抑制すると謳われる「ASUS Antibacterial Guard」が施されている

これからPCを買うなら有機ELディスプレー搭載モデルで決まりだ!

 LCD(Liquid Crystal Display:液晶)とOLED(Organic Light Emitting Diode:有機EL)の最大の違いは、LCDは背面のLEDの光を通したり、遮断することで情報を表示するのに対して、有機ELディスプレーは素子そのものが発光すること。有機ELディスプレーには高輝度、高コントラスト、締まった黒などの特長があるが、ASUSの最新有機ELディスプレー搭載ノートPCを例に、そのメリットを解説していこう。

 まずは「クラス最高の色表現」。ASUSの有機ELディスプレーは、シネマグレードのDCI-P3カバー率100%、HDR(ハイダイナミックレンジ)、正確な色再現性を保証する「PANTONE認証」などが謳われている。一度観た映像コンテンツももう一度見返したくなるほどの豊かで鮮やかな映像美が楽しめるのだ。

DCI-P3はシネマグレードのカラープロファイル。これまでディスプレー、デジタルカメラ、プリンターなどで用いられてきたカラープロファイルであるsRGBよりも広い色域をカバーしている

 高輝度&高コントラストというと目の疲れが心配になるが、ブルーライト放射を低減するように調整されており、ASUSの有機ELディスプレーはLCDに比べてブルーライトを約70%低減している。実際、筆者は有機ELディスプレーを日常的に利用しているが、OS、アプリで「ダークモード」に設定していれば、LCD&「ライトモード」よりも目の疲れは少ないと感じている。

ASUSによれば、ブルーライト放射はLCDが21.5%なのに対して、有機ELディスプレーは6.5%に低減しているとのことだ

 画質におけるもうひとつの優位点が有機ELディスプレーは低輝度でも色表現が保たれること。バッテリー消費を減らすためや、目の疲れを低減するために輝度を下げることがある。LCDでは色表現が大きく劣化するが、有機ELディスプレーでは色表現が維持される。もちろん有機ELディスプレーで輝度を下げれば、ブルーライトの量をさらに下げられるというメリットもある。

環境の照度に合わせて有機ELディスプレーで輝度を下げても、400cd/m²のままのLCDと同じ色再現性が保たれる

 前述のとおり、LCDではバックライトを通したり、遮断することで画面表示するのに対して、有機ELディスプレーは素子そのものが発光する。つまり、有機ELディスプレーの点灯していない素子は「黒」のままなので、100万対1という高いコントラストによる「漆黒」を表現できるのだ。通常のLCDのコントラスト比はおおむね500から1500対1だから、その差は歴然としている。

HDR規格の輝度範囲において、LCDのカバー率は46%なのに対して、有機ELディスプレーは75%もの範囲をカバー。より豊かな表現を可能としている

 有機ELディスプレーの最後のメリットとしてお伝えしたいのが応答速度。応答速度は画面の色が変化するのにかかる時間を示す指標で、速いほど動きを滑らかに表現できる。ASUSの有機ELディスプレーは一般的なLCDの約50倍の応答速度を実現しており、ゲーム画面の遅延を短くしたり、画面スクロールなども滑らかに表示できるのだ。

これは紫から青に変化する様子を示した図。LCDでは紫から青に変わるまで10ミリ秒かかっているのに対して、有機ELディスプレーは0.2ミリ秒で変化しているので、より長い時間クリアにビジュアルを表示できる

AMD Ryzen 5000シリーズの強さとは!?

 つぎに「ASUS Vivobook Pro 14/15 OLED」が搭載するCPU「AMD Ryzen 5000シリーズ」の特長について解説しよう。

 CPUの主な指標として「コア数」、「スレッド数」、「クロック周波数」がある。簡単に例えると、コア数は「作業する人数」、スレッド数は「ひとりが同時に処理できる仕事の数」、クロック周波数は「仕事をこなすスピード」。つまり大まかに言えば、この3つの要素を掛け合わせたものが、コンピューターの最終的なパフォーマンスとなるわけだ。

これは「AMD Ryzen 9 5900HX」が動作している様子を「タスクマネージャー」で表示したもの

AMD Ryzen 9 5900HXは8コア/16スレッド、3.30~5.60GHzで動作する。ベンチマークプログラム「CINEBENCH R23」では、16マスの演算処理を同時に実行していることがわかる

 それでは、AMD Ryzen 9 5900HXはどのぐらいのパフォーマンスを実際に発揮するのだろうか? 今回は、ASUS Vivobook Pro 15 OLEDで定番ベンチマークを実行してみた。なお、ASUS Vivobook Pro 14 OLEDも同じCPUが用意されているので、処理性能は基本的に同じだ。

 まずCPU性能だが、CPUベンチマーク「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は12647pts、「同R20」は4953pts、「同R15」は2130cbという値が出た。8コア、16スレッド、3.30~5.60GHzのプロセッサーだけに、RAW画像の現像、4K動画の編集・書き出しなどのクリエイティブワークなどにも活用できるだけのパフォーマンスを発揮している。

「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は12647pts、「同R20」は4953pts、「同R15」は2130cbを記録

 一方、3Dグラフィック性能は、「3DMark」のTime Spyで1422、Fire Strikeで3528、Wild Lifeで7941を記録している。ASUS Vivobook Pro 15 OLEDはディスクリートGPUを搭載しておらず、グラフィックス処理はCPU内蔵の「AMD Radeon Graphics」(8コア、2100MHz)が担当する。ベンチマークスコアは順当な結果と言えるだろう。

 なお、ASUS Vivobook Pro 15 OLEDにはディスクリートGPU「NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU」を搭載したモデルが用意されている。3DゲームなどをプレイしたいならディスクリートGPU搭載モデルを選択しよう。

「3DMark」のTime Spyは1422

Fire Strikeは3528

Wild Lifeは7941

ASUSのオススメOLEDノートはこれだ!

 さて、いよいよ本題。ASUSは多くの有機ELディスプレー搭載ノートPCを発売したが、今回特に推したいモデルが「ASUS Vivobook Pro 14 OLED」と、「ASUS Vivobook Pro 15 OLED」の2モデル。ここからは両機種の具体的なスペックとオススメポイントを解説していこう。

 まずは本記事冒頭から解説しているとおり、最注目ポイントは有機ELディスプレー。Vivobook Pro 14 OLEDは14型WQXGA+ OLED(2880×1800ドット、90Hz、グレア)、Vivobook Pro 15 OLEDは15.6型フルHD OLED(1920×1080ドット、60Hz、グレア)を搭載している。画面サイズ、解像度、リフレッシュレートは異なるが、両機種共にDCI-P3カバー率は実測で100%を実現。精細さを重視するならVivobook Pro 14 OLED、画面の物理的な広さを優先するならVivobook Pro 15 OLEDがオススメだ。

夜景の画像、動画などを表示すると、光源や暗部などのディテールが有機ELディスプレーではLCDよりも階調豊かに表現されていることがわかる

両機種共にDCI-P3カバー率は実測で100%を実現

 なお、ASUSの有機ELディスプレー搭載ノートPCには、画面のピクセルを更新し画質を最適化する「ピクセルリフレッシュ」、静止画が継続的に表示されないようにピクセルをわずかに移動させる「ピクセルシフト」などの有機ELディスプレー保護機能「ASUS OLED Care」が搭載されている。単に有機ELディスプレーを搭載したノートPCよりも安心感は高い。

画面のピクセルを更新し画質を最適化する「ピクセルリフレッシュ」、静止画が継続的に表示されないようにピクセルをわずかに移動させる「ピクセルシフト」のどちらも有効な保護機能。ぜひOSの標準機能として採用してほしい

 Vivobook Pro 14 OLEDとVivobook Pro 15 OLEDのどちらを選ぶかで悩ましいのが、ディスプレーとボディーのサイズ違い。Vivobook Pro 14 OLEDは14型でサイズ/重量は317.4×228.5×19.52mm/約1.464kg、Vivobook Pro 15 OLEDは15.6型で359.8×235.3×20.4mm/約1.65kgだ。重量差は約186gと意外に少ない。個人的には画面サイズを重視して選ぶことを推奨する。

14型より15.6型のほうが画面は大きいぶん視認性は高い。ただし、WQXGA+(2880×1800ドット)とフルHD(1920×1080ドット)の解像度の差も考慮して選択しよう

14型は317.4×228.5×19.52mm、15.6型は359.8×235.3×20.4mm。いま使っているバッグを買い換えたくないのなら、サイズ選びは慎重を期したい

実測重量は14型が1465g、15.6型が1630g。実測重量では165g差だ。左右の手に持てばその差は大きく感じるが、ナップザックで背負えば違いはほとんど感じられない

 両機種で最も大きな違いは実はキーボード。Vivobook Pro 14 OLEDが84キー日本語仕様、Vivobook Pro 15 OLEDが103キー日本語仕様となっており、15にはテンキーが搭載されている。文字キーのキーピッチ、キーストロークには違いはないが、表計算ソフトなどで数字をたくさん入力するならテンキー付きのVivobook Pro 15 OLEDのほうが便利だ。

Vivobook Pro 14 OLEDは84キー日本語仕様

Vivobook Pro 15 OLEDは103キー日本語仕様でテンキー付き

タッチパッドの面積は実測130×75mmでまったく同じ。クリック感にも違いはないので同じパーツを使用していると思われる

 インターフェースは14型と15型で違いはなく、USB 3.2 Gen1 Type-A、USB 3.2 Gen 1 Type-C、USB 2.0×2、HDMI、3.5mmヘッドセット端子、microSDメモリーカードスロットが用意されている。USB 3.2 Gen 1 Type-Cはデータ転送専用で、映像出力と本体への給電には対応していない点は留意してほしい。なおワイヤレス通信はWi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.1をサポートしている。

右側面には3.5mmヘッドセット端子、microSDメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen 1 Type-C、HDMI、USB 3.2 Gen1 Type-A、電源端子、左側面にはUSB 2.0×2が配置されている

こちらは15型。インターフェースの構成、配置は14型と同じだ

microSDメモリーカードスロットはスマホやアクションカメラなどとデータをやり取りする際に重宝する

 なお見逃しがちな違いがストレージ。512GBモデルには「WDC PC SN530 SDBPNPZ-512G-1002」、1TBモデルには「HFM001TD3JX013N」が搭載されており、後者のほうが読み書き速度が速い。容量だけでなく、アクセススピードにも違いがあるという点は留意しておこう。

512GBモデルには「WDC PC SN530 SDBPNPZ-512G-1002」、1TBモデルには「HFM001TD3JX013N」が搭載されている

「WDC PC SN530 SDBPNPZ-512G-1002」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は2485.39MB/s、シーケンシャルライトは1813.07MB/s、「HFM001TD3JX013N」のシーケンシャルリードは3597.38MB/s、シーケンシャルライトは3077.20MB/s

 さて、Vivobook Pro 14 OLEDは3モデル、Vivobook Pro 15 OLEDは6モデルがラインナップされている。違いは画面サイズ、CPU、ディスクリートGPUの有無、メモリ、ストレージ、オフィスアプリの種類。下は12万9800円から、上は19万9800円までと低価格モデルからハイスペックマシンまで充実した構成だ。目的に応じて最適なマシンを選択してほしい。

映像美とCPUパワーで新生活を快適化してくれるマシンだ

 「ASUS Vivobook Pro 14/15 OLED」の最大の売りは有機ELディスプレーの圧倒的な映像美だが、8コア16スレッドの「AMD Ryzen 5000シリーズ」により、ありあまるCPUパフォーマンスも備えている。それでいて価格は12万9800円(税込)からと非常にリーズナブル。新生活を映像美とCPUパワーで快適にしてくれるマシンを探しているのなら、「ASUS Vivobook Pro 14/15 OLED」は最有力候補と言うべき1台だ。

(提供:ASUS JAPAN)

 

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