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段違い棚など新たな仕様にも注目

三菱の冷蔵庫が8年ぶりリニューアル、大きさ据え置きで容量30Lアップ

2022年01月27日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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三菱電機が、冷蔵庫を8年ぶりにフルモデルチェンジ

三菱電機が冷蔵庫をフルモデルチェンジ
大きさ変わらず、容積30Lアップ

 三菱電機が、冷蔵庫を8年ぶりにフルモデルチェンジした。

 ラインアップは容量602Lの「MZ60H」、容量540Lの「MZ54H」など5種類。

 最大の特徴は、大きさを据え置きつつ、内容積を大幅に拡大した点だ。例えば、前モデル「MX57」の寸法はおよそ幅685×奥行き738×高さ1826mmだったが、それに対してMZ60Hの寸法はおよそ幅685×奥行き738×高さ1833mm。高さのみ7mmアップしているが、幅と奥行きはそのままだ。一方で内容積はおよそ30Lアップしており、前モデルから買い換えれば、占有面積は変わらず、収納できる食材がおよそ買い物かご1個分も増えることになる。

写真中央が最新モデルのMZ60H。左が2021年発売の前モデルMX57Gで、右が2009年のモデルE50Rだ。占有面積には、ほとんど違いがない

 ウレタン原液を刷新し、断熱性を保ったまま側面や背面の断熱材を薄型化したほか、従来モデルに見られた内側の傾斜をなくし、デッドスペースを削減したことで、内容積のアップを実現した。また、製氷用の給水タンクを埋め込み式にした(洗える埋めちゃっタンク)ことで、肉や魚のパックなどが収納できる氷点下ストッカールームのスペースも従来比でおよそ1.4倍の大きさになった。

製氷用の給水タンクを埋め込み式にしたことで、ストッカールームが大幅に拡大した。

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