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Windows 11への移行も写真保管もQNAP NASにすべてお任せ

2022年01月20日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

提供: ユニスター

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 データ共有に留まらず、写真と動画の保管などその活用範囲が幅広いQNAPのNAS。今回は、Windows 11への移行方法とデータファイルのNASへの保存など、NASの便利な使い道を改めて紹介していこう。

QNAP NAS用OSの最新バージョン「QTS 5.0」

アプリケーションを導入することで、さまざまな機能を追加できる

バックアップでWindows 11への移行も超安心

 データ共有や外部ストレージとしてNASを活用していると忘れがちになる定期バックアップ。macOSなら簡単にスケジュールバックアップを実行する秀逸な「Time Machine」があるが、Windows環境は別途アプリを用意する必要がある。そんなWindows環境のバックアップにおすすめなのが、QNAP製バックアップアプリケーション「NetBak Replicator」だ。

QNAP製バックアップアプリの「NetBak Replicator」。Windows 11にも対応済みだ

 Windowsの「マイドキュメント」など、指定したフォルダーを簡単にQNAP NASの共有フォルダーにバックアップできるようになっている。当然、スケジュールバックアップに対応しており、開いているファイルをバックアップできるVSS(ボリューム シャドウ コピー サービス)をサポートしているので、バックアップを気にせずに作業に集中できる。

 「NetBak Replicator」のバックアップモードは、毎回フォルダーを指定して手軽に実行できる「インスタントバックアップ」のほか、指定したソースファイルが変更・追加・削除されると、バックアップ先も自動的に同期される「オートバックアップ」と、毎日/毎週/毎月の決められた時間に繰り返し実行される「スケジュールバックアップ」の3種類を選べ、環境や目的に合わせて使い分けできる。

3つのバックアップモードを備えている

 ここでは「NetBak Replicator」の初期導入設定からバックアップ(Windows 10)、リストア(Windows 11)まで、ひと通りの流れを紹介していこう。

NetBak Replicatorの初回起動時に、ネットワーク上のバックアップ先NASを設定する

ネットワーク上のQNAP NASを自動で認識

バックアップ先の共有フォルダーを選択する

NetBak Replicatorから新たな共有フォルダーを作成することもできる

新たに作成した「winbackup」を指定し、バックアップ時にログインする、ユーザーとパスワードを入力

これでバックアップ先NASとフォルダーの設定は完了だ

 「NetBak Replicator」の初期設定が完了すれば、あとはモードを選択してバックアップを実行するだけだ。

初回は、インスタントバックアップと同復元を実行できるシンプルモードで起動する。拡張モードを選ぶことで、オートやスケジュールバックアップを選択できる

バックアップするフォルダーなどと、保存先を選択するだけと簡単だ

バックアップ後にPCの電源をオフにすることも可能だ

スケジュールバックアップでは、毎時間、毎日、毎週、毎月で実行できる。複数スケジュールの設定もできるので、フォルダーで分けることもできる

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