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アムニモ、低電力の画像AI機能を搭載した録画装置「AIエッジゲートウェイ」

ルネサス製AIチップを搭載

AIエッジゲートウェイ(開発中)の外観

 アムニモは10月18日、様々な産業用のシステムにおいてエッジAIコンピューティングを実現するための録画装置「AIエッジゲートウェイ」の開発を発表した。

 本製品は、ルネサス エレクトロニクス製RZ/VシリーズのAIチップを搭載した次世代型IoTゲートウェイ。AI解析ロジックの取り込みは、一般的なAIフレームワークであるONNX(オニキス)に対応しているため、外部のディープラーニング環境で作成したAI解析ロジックが実行できる。

 録画装置でありながら、低消費電力の画像AI機能を備え、発生事象に応じた迅速な処理、制約の多い場所への設置、必要データのみクラウドに転送することによる通信コスト抑制、録画データの迅速な解析、ユーザーおよびパートナー独自のAIモデルの搭載などが実現可能としている。

 防犯・監視カメラソリューションにおいては、入退館などの管理業務において、AI処理の導入が先行して始まると想定されており、顔認証、人数カウント、ナンバープレート認識などにおいて本製品の活用を想定している。

 10月27日~29日開催の第12回「Japan IT Week秋」のアムニモブースにおいて、AIエッジゲートウェイの試作機を展示する予定。ブースでは、AIエッジゲートウェイに接続した複数カメラからの入力ビデオ画像に対する並列AI推論処理(tinyYolo v3 AIモデル使用)のデモンストレーションを実施する。時間は10時~17時、会場は幕張メッセ。6ホール「IoT&5Gソリューション展」内(ブース番号:36-41)にて展示。

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