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WOODシリーズ最上位機、クアルコム最新のAdaptive ANCにも対応

aptX Adaptiveで96kHz伝送できる、Victorの完全ワイヤレス「HA-FW1000T」

2021年10月20日 11時00分更新

文● ASCII

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HA-FW1000T

 JVC KENWOODは10月20日、「Victor」(ビクター)ブランドの完全ワイヤレスイヤホン「HA-FW1000T」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は3万9600円前後になる見込み。

ハイエンドWOODシリーズの音を完全ワイヤレスで

 2018年10月に実売18万円の高級イヤホンとして投入した「HA-FW10000」を筆頭とした「WOODシリーズ」の新製品。木製振動板(直径11mmで新開発のウッドドームカーボンドライバー)を採用し、有線ハイクラスイヤホン並みの高音質を実現したとする。

 振動板は木材とPETの複合素材を使用。カバ材から薄さ50μmで削り出したウッドシートをカーボンコートしたPET振動板と組み合わせている。これをステンレスドライバーケースに入れ、強力な磁気回路で駆動する。完全ワイヤレスイヤホンは回路基板やバッテリーを組み込む必要がありスペースの確保が難しいが、大型のドライバーを入れつつも筐体内に十分なエアースペースを確保し、音場の広さを確保した。

ドライバーの解説図

 ビクタースタジオのエンジニアがチューニングに参加。「Tuned by VICTOR STUDIO」のロゴが示されている。目指したのは、ディティールの再現性や空間表現、ボリュームを上げても聞き疲れしない心地よい音だ。音質傾向はHA-FW10000と同じ方向性にしており、ドライバーの基本構造などは踏襲。ただし新設計になっている。

 不可逆圧縮/非ハイレゾ品質で伝送されたデータをハイレゾ品質に復元する「K2テクノロジー」を採用している点も特徴だ。AACなどの圧縮音源を96kHz/24bitの高品質に変換して再生できる。

 K2テクノロジーは再生を止めている状態で右側イヤホンを4回タップすることでオン/オフの切り替えが可能。その際には信号音でタッチした回数が分かるようになっており、何回押したかが確実に分かるように配慮している。

 さらに、Snapdragon 888などを搭載した対応スマホ間での利用となるが、最大96kHz/24bitの伝送ができるクアルコムのaptX Adaptiveコーデックにも対応。aptX Adaptiveはもともと48kHzまでで、のちに96kHzへの対応がアナウンスされたが、96kHz/24bit伝送を対応をを公式にうたっているイヤホンはまだあまり見かけない状況だ。ちなみに、aptX Adaptiveで接続している際には自動でK2テクノロジーがオフになるという。

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