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<Lenovo Legion 560i>はGeForce RTX 3070と高リフレッシュレート液晶搭載の15.6型ゲーミングノートPC

文●山口優/編集●村野晃一(ASCII)

提供: レノボ・ジャパン

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提供(PR):レノボ・ジャパン

レノボの15.6型ゲーミングノートPC<Lenovo Legion 560i>

 レノボから15.6型液晶ディスプレイを搭載したゲーミングノートPC<Lenovo Legion 560i>シリーズが登場した。冷却効率の優れたボディに第11世代インテルCoreプロセッサーやNVIDIA GeForceシリーズを搭載してパフォーマンスを追求しているのが大きな特徴だ。

 店頭モデルはGPUの違い、「Microsoft Office」の有無によって4モデルが用意されているが、今回はそのうち上位モデルでOfficeの付属しない「82JH000CJP」をピックアップ。GeForce RTX 3070 Laptop GPUや165Hzの高リフレッシュレート液晶ディスプレイを搭載しており、FPSやTPSで勝負にこだわる人も快適にプレイできる良コスパな1台に仕上がっている。ここでは、その実力と使い勝手をチェックしてみた。

CPUは第11世代インテルCore i7-11800Hが搭載されている。8コア16スレッドの高性能なプロセッサーだ

グラフィックスはノート向けのNVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop GPUが搭載されている

試用機の主なスペック
製品番号 82JH000CJP
CPU インテルCore i7-11800H(最大4.6GHz、8コア/16スレッド)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop GPU(8GB GDDR6)
メモリー 16GB(8GB×2)
ストレージ 1TB SSD(PCIe NVMe/M.2)
ディスプレイ 15.6型(1920×1080ドット)
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.1、
有線LAN(1000BASE-T / 100BASE-TX対応)
インターフェース Thunderbolt 4×2、USB 3.0×4、HDMI出力、LAN、
マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
サイズ/重量 およそ幅362.6×奥行260.6×高さ22.5~25.8mm/約2.4kg
OS Windows 10 Home(64bit)

上質なデザインの筐体に充実したインターフェイスを搭載

 レノボの「Legion」シリーズは、ゲーミングに特化したPCおよび周辺機器のブランドだ。ノートPCだけでなく、デスクトップPCやモニター、キーボード、マウス、ヘッドセットなど、ゲームを快適に楽しむためのアイテムが幅広くラインアップされている。

 そのうちノートPCはフラグシップの7シリーズと、ミドルクラスの5シリーズの2系統に大きく分けることができる。今回試した<Lenovo Legion 560i>は5シリーズの新機種で、CPUやGPU、液晶などが異なる複数のモデルから選択することが可能だ。

 本体サイズはおよそ幅362.6×奥行260.6×高さ22.5~25.8mmで最近の15.6型ノートPCとしては少し大きめだが、ゲーミングノートPCとして見ると比較的薄型コンパクト。質量は約2.4kgで、いざというときは持ち運ぶことも不可能ではない。もっともACアダプターが約1.03kg(モデルによって異なる)もあるので、自宅内での移動ならともかく、出先で使うのはあまり現実的ではなさそうだ。

フットプリントはおよそ幅362.6×奥行260.6で、高性能なゲーミングノートPCとしては比較的コンパクト

付属のACアダプターは最大出力が300Wもあり、かなり大きい。質量はアダプター本体が約1.03kg、コードが約190gとなっている

 筐体は樹脂製だが、上質なマット塗装が施されていてチープさは感じられない。天板は対角にメーカーロゴと「LEGION」のブランドロゴがあしらわれている以外はまったくの無地。底面にはドットパターン状の吸気口が設けられており、本体側面と背面の排気口から熱を逃す仕組みになっている。ちなみに天板の「LEGION」のロゴは見る角度や光のあたり具合によって色が変わり、地のファントムブルー(黒に近いブルー)に溶け込んで目立たなくなることもあれば、虹色のグラデーションがかかって見えることもある。

天板は上質なマット塗装が施されている。メーカーロゴとブランドロゴがある以外は無地でシンプルなデザイン

LEGIONのロゴは角度によってうっすら虹色のグラデーションがかかって見える

 一般的なノートPCは本体背面とヒンジの位置が同じだが、本製品はヒンジ位置より背面が2.5cmほど後ろに出っぱっている。この独特なデザインのおかげもあって机の上に設置したときの安定性が高く、ディスプレイを開ける際もキーボードの手前側が浮き上がってこないのは地味に嬉しい。

本体背面はヒンジの位置より少し後ろに出っぱっている

本体底面にはドットパターン状に通気孔が設けられている。冷却性能はかなり高そうだ

 インターフェースは、本体左側面にThunderbolt 4とマイクロホン・ヘッドホンコンボジャックが、本体右側面にUSB 3.0 Type-AとWebカメラ用の電子式プライバシーシャッターが搭載されている。本体背面には、LAN、Thunderbolt 4、USB 3.0 Type-A×2、HDMI、Powered USB3.0 Type-A、電源ジャックが搭載されている。本製品の場合、基本的に据え置きで使うことが多いと思われるので、ケーブルがジャマにならない背面に大部分のインターフェースがまとめられているのは好印象だ。

本体左側面には、Thunderbolt 4とマイクロホン・ヘッドホンコンボジャックが搭載されている

本体右側面には、USB 3.0 Type-AとWebカメラ用の電子式プライバシーシャッターが搭載されている

本体背面には、LAN、Thunderbolt 4、USB 3.0 Type-A×2、HDMI、Powered USB3.0 Type-A、電源ジャックが搭載されている

 このほか、ディスプレイ上部にはHD 720pで撮影可能なWebカメラが内蔵されている。通信機能は有線LANのほかに、Wi-Fi 6やBluetooth 5.1も搭載。サウンドは定評あるNahimicオーディオが採用されている。

ディスプレイ上部のWebカメラ。HD 720pでの撮影が可能。本体右側面の電子式プライバシーシャッターで機能をオフにすることができる

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