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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第156回

収納も居住性もバッチリのスズキの軽「スペーシア」と一週間暮らした

2021年10月09日 15時00分更新

文● 矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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 クルマ好きアラサー女子の矢田部明子です。今回はスズキの「スペーシア」についてレポートしていきたいと思います。1週間乗ってみて分かった、良かったこと&悪かったことを、包み隠さずお伝えいたします。購入を検討されてらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください!

 スペーシアは沢山の荷物を積むことができ、日常使い&家族や友達とのお出かけなど、使いやすさを追求した車です。軽スーパーハイトワゴンというジャンルの中で、常に売り上げ上位の人気車種となっています。スペーシアには大きくわけて3グレードがラインナップされており、わくわく楽しさのあるカジュアルなデザインの「スペーシア」、圧倒的な迫力と存在感のあるデザインの「スペーシアカスタム」、アウトドアテイストあふれるタフでアクティブなデザインの「スペーシアギア」があります。それぞれのモデルは、デザインテイストが変わるものの、広さや利便性などは共通しています。

 ということで、1番可愛いと思った「スペーシア HYBIRID X」に試乗してきました!

スズキ スペーシア HYBIRID X(2WD)
主なスペック
サイズ 全長3395×全幅1475×全高1785mm
ホイールベース 2460mm
車重 870kg
エンジン 660cc 水冷直列3気筒VVT
最高出力 52PS(38kW)/6500rpm
最大トルク 60N・m(6.1kgf・m)/4000rpm
価格(税込) 152万4600円~

 それでは、細かくチェックしていきましょう!

スペーシアの魅力1 スライドドアの便利機能

 軽ハイトワゴンに欠かせないのが「スライドドアの便利機能」です。N-BOXやタントなど、スペーシアの競合車にはメーカーならではのスライドドア機能が付いています。ということで、スペーシアのスライドドア機能をチェックします。

 スペーシアの良いところは、一番下のグレード以外は「両側スライドドアが標準装備」なことです。オプションで付けなくてもいいのはうれしいですね。

 パワースライドドアを閉めている途中に、電子キーで施錠ボタンを押すと「閉まりきるのを待つ→施錠をする」という手順を踏まなくても自動でロックできます。パワースライドドアは挟み込みを防ぐためにゆっくり閉まるようになっているので、スライドドアが閉まるまでロックをかけるのを待たなくてよいというのがポイントです。

 ほかには、ドアノブに付いている黒いボタンを押す&ドアノブをガチャッと引っ張ると自動で開閉してくれるなど、色々な便利機能が搭載されています。

 写真のように、自動で閉まるパワースライドドアに挟まれても、障害物に当たると閉めるのを中止するようになっているのでお子様がいるご家庭にも安心です。実際に挟まれてみましたが、まったく痛くなく、ギュッと手で押されたくらいの力でした。

スペーシアの魅力2 乗り込みやすく
居住性もバツグン

 窓が大きいので車内に自然光が降り注ぎ、明るく過ごしやすいので気持ちがいいです。フロントガラスはUVカットのみならず、赤外線カットもしてくれるので、夏の日のジリジリした暑さ対策にもなります。

運転席&助手席は158cmの私が座って、こぶし5個分くらい頭上に余裕があります

助手席を1番前にスライドさせれば、足を伸ばしてもまだ余裕があります。頭上はこぶし4個分くらいの余裕があります

開口部が広いので、大きな荷物の出し入れ&子供を抱っこしての乗り降りもスムーズです。両側スライドドアなので狭い駐車場や壁際でもなんのその。運転席&助手席のドアは大開口するので、かなり乗り込みやすいです。乗り込み口が低いのもGood

私が立つとこんな感じ。首を曲げると立てるので、小さな子供はラクラク立つことができます

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