NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクという携帯電話3社の決算が出そろった。各社とも3月にオンライン専用プランをスタートさせたことで収益に与える影響が気になるところだ。実際に、ユーザーの動向を含めて、収益にどんなインパクトがあったのか。
NTTドコモ「amamo」を皮切りに、ソフトバンクが「LINEMO」、KDDIが「povo」を投入。いずれも3000円を切る料金で20GBのデータ容量が使えるのが特徴だ。
3社のオンライン専用プランのうち、最も人気があるのがahamoだ。NTTの澤田純社長によれば、すでに180万契約を突破しているという。オンライン専用プランとしてはahamoが最初に発表され、世間に衝撃を持って迎えられた。澤田社長は「ドコモということで通信品質が良く、使いやすいという意見が多い。タイミングとユーザーのニーズに合ったサービスだったのではないか」と分析している。
ユーザー属性に関しては「ドコモからの移転が多いが、他社からのMNPもそれなりにある」(澤田社長)とのことだ。
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