このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

4804MbpsのWi-Fi6が2万円以下! おすすめゲーミングルーター「ASUS TUF-AX5400」爆速設定のポイント

2021年08月27日 11時00分更新

文● 村野晃一/編集 ASCII

提供: ASUS

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ASUSのゲーミングブランド「TUFシリーズ」のゲーミングルーターである「TUF-AXシリーズ」に、最高速度4804MbpsのWi-Fi 6に対応した上位モデル「TUF-AX5400」が登場した。

 前モデルの「TUF-AX3000」も、ゲーミングルーターとしては人気の機種であっただけに、その上位モデルともなれば、気になっている人は多いだろう。

 そこで今回は、この「TUF-AX5400」の実行速度やゲーミングルーターとしての機能性や使い勝手などについて、下位モデルの「TUF-AX3000」との比較しながら、その実力を紹介していこう。なお、「TUF-AX5400」発売後も、「TUF-AX3000」は「TUF-AX5400」の下位モデルとして継続販売される。

TUF-AX5400」基本仕様を紹介

 それではまず、ハードウェア面から見ていこう。

 「TUF-AX5400」の筐体は、「TUF-AX3000」に比べ、サイズが若干だが大きくなっている。「TUF-AX3000」の横幅265×奥行177mmに対し、「TUF-AX5400」は横幅335×奥行297mm。しかし、実際に見比べてみると、それほど大きくは感じない。

 一方、外観的な特徴でいえば、「TUF-AX3000」のアンテナが4本であるのに対し、「TUF-AX5400」では6本に増えている。どちらかと言えば、筐体本体よりも、ルックス的なインパクトではこちらのほうが大きい。

本体サイズは「TUF-AX3000」よりも一周り大きくなっているが、それほど差は感じない。むしろ、6本に増えたアンテナの存在感のほうが大きい

 もうひとつの変更点は、本体上面中央部に設けられたエンブレム部。「TUF-AX3000」ではロゴマークのプリントが貼られてた部分だが、「TUF-AX5400」では、新たなTUFシリーズのロゴデザインが象られたLEDサインが採用されており、接続時や動作モードを知らせるサインとして点灯、点滅したり、設定アプリから好みの色を設定して光らせることができる。

本体中央部にあるTUFシリーズのロゴはLED式で、設定メニューから好みの色に光らせることができる

 そして、「TUF-AX3000」でも好評だったゲーミングパケットを優先処理してくれる有線LANポート「ゲーミングポート」も引き続き搭載。このポートに、ゲーム専用機やゲーミングPCなどを接続することで、他の機器より優先して通信が行え、家庭内で家族が一斉にスマホ利用やオンデマンド動画を視聴するような時間帯でも、快適なゲーミングが楽しめる。

背面に並ぶボタンやインターフェース類のレイアウトは、左から電源ボタン、USB3.2 GEN1 Type-Aポート、ギガビットLANポート×4(うち、右端の1ポートはゲーミングポート)、1ギガWANポート、WPSボタン、リセットボタンとなっている

ポートナンバー「LAN1」は、ゲームパケットを優先的に処理できる「ゲーミングポート」になっている

 その他、スペック面での「TUF-AX5400」と「TUF-AX3000」との比較は以下の表のようになっている。

主なスペック
機種名 TUF-AX5400 TUF-AX3000
データレート(Mbps) 574(2.4GHz)+4804(5GHz) 574(2.4GHz)+2402(5GHz)
アンテナ 6 4
CPU BCM6750 Triple Core 1.5GHz
無線コントロール
チップセット
BCM43684(5GHz) / BCM6750(2.4GHz)
メモリー 512MB(RAM)256MB(Flash)
WANポート 1(GbitWAN)
LANポート 4(GbitLAN)
インターフェース USB3.2 Gen 1 × 1 USB3.1 Gen 1 × 1
WPSサポート
セキュリティ WPA/WPA2/WPA3-Personal、WPA/WPA2-Enterprise、WPS
対応周波数 2.4GHz / 5GHz(IEEE 802.11ax/ac/n/a/g/b)
サイズ 335(W)×297(D)×68(H)mm 265(W)×177(D)×55(H)mm
質量 600g 675g

 ご覧のように、スペック面では「TUF-AX5400」と「TUF-AX3000」でそれほど大きな差があるわけではない。

 違いで言えば、5GHz帯が2ストリームから4ストリームへと進化し、データレートが最大4804Mbpsと、「TUF-AX3000」の2倍の通信速度を実現しているのが一番のポイントとなる。

前へ 1 2 3 4 5 6 次へ

カテゴリートップへ