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モニターを中心にした作業環境構築のススメ

漫画家に優しく、作業効率を上げる4K HDRモニターBenQ「PD2725U」

2021年07月05日 11時00分更新

文● 二瓶朗 編集●ASCII

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漫画家の視点から4K HDRモニター「PD2725U」の利点を探ってみた!

キャリブレーション済の
4K HDRモニターで漫画を描くと……?

 BenQのデザイナーモニター「PD2725U」は、27インチの画面サイズに4K HDRの高解像度/高画質を備えたクリエイター向けの一台だ。今回はクリエイターに「PD2725U」を数週間にわたって試用していただき、その使い勝手を伺った。「PD2725U」の詳細については前回のレビュー記事を参照いただきたいが、ざっと以下のような特徴がある。

・27インチ大画面、ノングレアIPSパネル採用
・4K(3840×2160)の高解像度
・キャリブレーション済み。VESA DisplayHDR400ほかに対応
・4辺フレームレスでスタイリッシュなデザイン
・接続インターフェイスとしてThunderbolt 3対応&USBハブ機能搭載
・異なる表示モードを同時分割表示できるDualView機能
・フリッカーフリー、ブルーライト軽減機能など目の疲れにも配慮

 今回「PD2725U」を体験していただいたのは、漫画家の筆吉純一郎氏。主な著作に『空想科学大戦!』『Dr.猫柳田の科学的青春』(原作:柳田理科雄)ほか多数。精緻な筆致が持ち味で、ルポルタージュ作品の執筆も多く手がけている。

今回試用いただいた漫画家の筆吉純一郎氏

筆吉氏の仕事場での作業風景。小型デスクの上にペンタブレット、PC、モニターを配置。キーボードは引き出し状のスペースに収納されている

陰のMVPは「揺れない、邪魔しない」スタンド

―― 現在の執筆環境を教えてください。

筆吉 デジタル環境を取り入れてから十数年経ちました。当初は「ComicStudio」、現在は後継ソフトの「CLIP STUDIO PAINT EX」(クリスタ)を使用しています。

 漫画の場合はアナログでペン入れまで進めてから紙をスキャンして、その後フィニッシュまでデジタル作業、という流れです。もちろんフルデジタルで作画することもありますが、基本的にはペン入れした線の修正とトーン貼り、そして彩色がメインです。

―― 今回「PD2725U」を数週間試用していただいたわけですが、いかがでしたか?

筆吉 直前まで24インチのモニターを使っていたので、梱包された箱が届いたときは『ずいぶん大きいなあ』と思ったのですが(笑)セッティングしてみると、27という数字ほどの圧迫感はありませんでした。ベゼルが細いせいかな。

―― デザイン的にはいかがでしょう?

筆吉 あまり他人に見せる環境でもないので外観自体にこだわりはないのですが、「PD2725U」を使い始めてすぐ気づいたのが、スタンドの作りが良いこと

 作業中は当然ペンタブレットの上で手を動かすわけですが……これが皆さんの想像よりも結構激しい。ですから、いままでのモニターですと画面がちょくちょく揺れていたんです。

作画時は激しく手を動かすため、台座の安定感は我々が思う以上に重要。スタンド部分はコストダウンの標的にされてしまいがちだが、その点プロ仕様の「PD2725U」は抜かりない

 ところが「PD2725U」の場合はスタンド部分がどっしりしていてそういうことがない。かといって、高さ調整にはほとんど力が要らないのですね。

 そうそう、スタンドの台座部分がほぼフラットじゃないですか。これが意外にも便利。資料などを置くときに邪魔にならないのはありがたいです。

台座がフラットであることも地味に利点。資料やOSDコントローラー、左手用デバイスの置き場所に困らない。限られた机上のスペースを有効に使える

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