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演算負荷の高いアプリケーション向け

AMD、GoogleのTau VMインスタンスに第3世代EPYCプロセッサーを提供

2021年06月18日 17時30分更新

文● ASCII

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Google、Tau VMインスタンスに第3世代AMD EPYCプロセッサーを採用

 AMDとGoogle Cloudは6月17日(米国時間)、Google Compute Platform向けの新しい仮想マシン・ファミリー「Tau VM」のひとつとして、T2Dインスタンスを発表した。

 T2Dは、Zen 3コアを採用した第3世代AMD EPYCプロセッサーを搭載している。このインスタンスは、主要なパブリッククラウドベンダーが提供する汎用VMと比較して、56%の性能向上と42%のコスト・パフォーマンス改善をうたう。そのため、ウェブサーバー、コンテナ化されたマイクロサービス、データ処理、大規模なJavaアプリケーションなど、演算負荷の高いビジネス・アプリケーションに最適としている。

 Google Cloudブログでは、TwitterとSnapが特定のスケールアウト・ワークロードを対象にT2Dの初期テストを実施した結果、既存のシステムと比較して2桁の性能改善が見られたと紹介している。

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