日本常民文化研究所と共同開催

布にまつわる“手仕事”の世界がすごい 横浜市歴史博物館の企画展「布 うつくしき日本の手仕事」7月17日から

文●横浜LOVEWalker

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 横浜市歴史博物館は7月17日から、日本常民文化研究所と共同で、企画展「布 うつくしき日本の手仕事」を開催する。開催期間は9月20日まで。

 衣服は、江戸時代以降は木綿が、それ以前はさまざまな草や木が素材だった。時間と労力を費やして草や木から繊維をとり、糸にして布を織る。その布から仕立てられた日常の着物には、暖かさや丈夫さといった実用性を高めるため、刺子(さしこ)や型染(かたぞめ)などの手仕事の技が施された。なかでも東北地方で生まれた「こぎん」や「菱刺(ひしざし)」の美しさは国内外で高く評価されているという。

 横浜市歴史博物館と日本常民文化研究所が共同開催する本展では、日本で伝統的に使われてきた草木を素材とした布と、主に東北地方で用いられた刺子や型染、また裂織(さきおり)などに注目し、美しく細やかな手仕事の世界を紹介する。

 開館時間は9時00分~16時30分(券売は16時まで)。観覧料(企画展/企画展・常設展共通)は、一般が1000円/1200円、高校・大学生が700円/800円、小中学生・横浜市内在住の65歳以上が500円/550円。

 「布 うつくしき日本の手仕事」 概要
 場所:横浜市歴史博物館
 開催日時:7月17日~9月20日
 開館時間:9時00分~16時30分(券売は16時まで)
 休館日:月曜(祝日の場合は開館)
 観覧料:企画展 一般 1000円/高校・大学生 700円/小中学生・横浜市内在住の65歳以上 500円
     企画展・常設展共通 一般 1200円/高校・大学生 800円/小中学生・横浜市内在住の65歳以上 550円

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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