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MITテクノロジーレビュー

「陣地」がない高速ドッジボール

ありそうで無かった!対戦ドッジボールACT『ノックアウトシティ』4つの魅力

2021年06月23日 13時00分更新

文● Zenon/ASCII

 2021年5月21日にElectronic Artsが発売し、そのカジュアルさと目新しさで話題を呼んだ新作ドッジボールアクションゲーム『Knockout City(ノックアウトシティ)』。

 プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/PC(Origin/Steam/Epic Store)と多彩で、他機種間とのクロスプレイが可能。また、PlayStation 5/Xbox Series X|Sでプレイする際も、後方互換に対応している。

 現在はレベルキャップとして、ストリートランク25まで基本プレイ無料の試用版が配信中だ。今回は、本作がどういうゲームなのかを紹介するプレイレビューをお届けしよう。
※画像は「ブロックパーティー」時のもの

■公式サイトはこちら

■シーズン1公式トレーラー

魅力1.単純なルールでプレイのハードルが低い

 普通のドッジボールなら両サイドの「陣地」に分かれ、「内野」の参加者全員にボールを当てれば「勝ち」となるが、本作では大胆にも「陣地」を撤廃しているのが特徴の1つ。

 そのため、チームの仲間と敵チームが、立体的な都市を舞台にワチャワチャと入り混じってボールを当てあう、なんともカオスなゲームとなっている。

プレイヤーはライフを「2」持っており、2回ボールに当たると1アウトとなる。ただし、5秒ほどでリスポーンするためすぐ復帰可能

 チームの人数はルールにもよるが、最初は3on3からスタートする。ボールを投げて、相手に当てる。これを繰り返して、チームで先に10ポイント先取したほうが勝ちだ。

ボールを綺麗に当てれば嬉しいし、敵のボールに当たると悔しい。じつにシンプルだ

 また、ボールはチャージすることで相手をロックし、間に障害物がなければ自動で追尾してくれる。このシステムのイイところは、投げれば「100%相手に向かって飛ぶ」ので、FPSやTPSでありがちな「エイム苦手問題」が存在しないことだ。

 そのため、狙いをつけるのが苦手なプレイヤーでも、比較的簡単にバトルすることができる。基本ルールも「ドッジボール」なので、幅広い層に受け入れられるだろう。

ロック中の状態。銃を構えてレティクルの中央にあわせたり、風向きや重力を考慮して狙いを微調整するなんて技術は一切不要!投げれば自動的に相手を追ってくれる親切設計だ

 ただし、「投げれば100%当たる」わけではない点が本作のおもしろいところ。次は本作のテクニック的な魅力について紹介しよう。

魅力2.「キャッチ」と「タックル」の駆け引きがアツイ!

 普通のドッジボールで相手がボールを持っていたら、あなたはどうするだろうか。相手の目を見てタイミングを図り、飛んできたボールを「キャッチ」するか「かわす」のが一般的だと思う。

 本作でもそこは同じで、相手が投げてきた「100%自分に飛んでくるボール」は、キャッチまたは回避することが可能だ。

両手を広げている「キャッチ」アクション。前面に円が出現している間だけキャッチできる。判定はそこまでシビアではない印象だ

 そして、完璧なタイミングでキャッチすると、ボールの速度が上がる「オーバーチャージ(スーパーチャージ)」という技術があるのもおもしろい。

 ボタン長押しでチャージしたボールを相手が投げてきて、それを完璧なタイミングでキャッチすると、チャージを1段階上乗せして投げ返せる。それをまたキャッチされるとピンチだが、この駆け引きこそ「ドッジボール」だと感じた。

 スーパーチャージ状態になると、ボールに矢印が複数表示される。一定時間内に投げれば目にもとまらぬ速度で投げられる強力な弾だ。なお、チャージは最大6段階まで。

フルチャージ

スーパーチャージ1

スーパーチャージ2

スーパーチャージ3

スーパーチャージ4

スーパーチャージ5

スーパーチャージ6

 または「かわす」方面だと、「タックル」というアクションがある。短距離ダッシュのようなもので、相手がボールを投げてから着弾するまでにタックルするとロックオンを解除して回避することが可能。

相手に狙われていると、画面周辺の色が変わるほか「ボーダー警告」というものが表示される。これにより、直接見てなくてもボールが飛んでくる方向がわかるように

タイミングをあわせれば、横への回避だけでなく前方へのタックルでボールを弾くこともできる

 また、ボールを持っている敵にタックルを当てれば、ボールを手放させることができるし、穴へ突き落として強制ダウンを取る戦法も有効。ただし、相手にかわされて自分が穴に落ちないようにしよう(笑)。

敵を囲んだ状態なら、1人はボールを当てるチャンスをうかがい、1人はタックルで体勢を崩すなんてコンビプレイも

 実戦ではいかに相手のキャッチのタイミングを外すかが重要だというのはわかってもらえたと思う。そこで次は、実戦的かつ見た目にも映えて「ついつい使いたくなる」テクニックを紹介しよう。

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