カフェインを摂る選択肢も増える
エナドリ大好きな編集者、「ston」が在宅での気分転換に最適だと知る

エナドリは好きですが、飲み過ぎるのもよくないわけで
在宅での生活、どうでしょうか? もうすっかり慣れたという人もいれば、どうもメリハリがつけられなくて……という人もいるかもしれません。「気分転換」、これが今日のキーワードです。
在宅での業務が主となったASCII編集部ですが、(自分も含め)編集部員のみなさんは、職場でも家でもコーヒーをよく飲んでいたんですよね。夜型の人間が多いので眠気覚ましの定番ですし、カフェインなどで集中力が増すならそれに越したことはないし、香りと味の両面で気分転換できるし……ということなのでしょう。
わたくしモーダル小嶋は、編集部において「アスキーグルメ」という飲食で楽しもうぜワハハみたいな担当をやっておりまして、コーヒーも飲むんですが、エナジードリンクもよく飲みます。レッドブルやモンスターエナジーといった定番どころはもちろん、新製品もほぼすべてチェックしています。

エナジードリンク、家でもよく飲みます。ついつい飲み過ぎてしまうこともないとは言えない……
そんな人間ですから、仕事中でも、コーヒーも飲んで、エナドリも飲んで……ということもあります。こういうことを書くと「エナドリの飲み過ぎは身体に悪いよ」と言われるのですが、そこ! そこがポイントなんです。
そう、悪いのは飲み“過ぎ”なのです。ネットでよくエナドリでブーストするのは悪いことだと言われますが、お酒だって糖質だってなんだって、摂り過ぎがよくない。「毎日遅くまで仕事して深夜までゲームしてエナドリをたくさん飲んでいたら具合が悪くなりました、だからエナドリは控えましょう」みたいな意見もありますが、これはどう考えてもエナドリ以前の問題なので、気をつけたいですよね。
まあ、そうはいっても、やはりエナドリの飲み過ぎはカフェインと糖質の過剰摂取につながりかねず、そこにさらにコーヒーを飲むというのも、なんだか飲み物をけっこう用意しないといけなくてつらいなーと思っていたわけです。編集部に出勤していたころは、買い出しついでの散歩などもできたのですが、今だとそれもちょっとはばかられるし。

ごくごく飲み過ぎないように、最近ではコップに移して飲んでいます。それが効果があるのか、と言われると疑問かもしれない
ミントフレーバーを楽しみつつカフェインも摂れる
そんなときに紹介されたのが「ston」であります。「小嶋くん、エナドリよく飲むでしょ? そういう人にもいいんじゃない?」と軽く勧められたのですが、気分転換に使えるとなれば、大いに気になるところ。
stonは、今までになかった休憩体験が得られるとうたう「ブリージングデバイス」です。カートリッジ内のリキッドを熱し、発生する蒸気からフレーバーを楽しむというもの。本体サイズはおよそ50×20×65mmで、重さはおよそ50gと、かわいらしい小ささです。

まさに手のひらサイズ。コロンとかわいい大きさで持ちやすい
2種類のカートリッジが用意されており、もうひと踏ん張りしたいときのミントフレーバーでカフェイン配合の「POWER」、気分を落ち着かせたいときのココナッツフレーバーでGABA配合の「CALM」があります。本体を充電し、カートリッジを本体に挿して、カートリッジ部分をくわえて吸引することで楽しみます。

2種類のカートリッジがありますが、エナドリ好きとしてカフェインのある「POWER」(下)を選びました
POWERは、ミントフレーバーというだけあって、口の中にスッとした清涼感が残ります。甘味もかすかに感じられるかな。ただ、ガムやタブレットのように、後にしっかり残るほどスースーするわけではなく、「ほのかにミント」といった味わい。
ちなみにカフェイン配合ということで、「苦味などもあるのかな?」と思う人もいるかもしれませんが、それはまったく感じられませんでした。コーヒーやお茶のような香りはなく、あくまで、ミントフレーバーです。
エナドリの代替品ではなく、気分転換の新しい選択肢になりました

カートリッジを付けたところ。上部の棒状の部分を吸います。丸っこい本体が持ちやすくて気に入っております
stonを楽しみ始めてまだ数日ですが、使ってみた感想を。「エナドリの代わりになるのか?」と思っている人もいらっしゃるかもしれませんが、話はそう簡単ではありません。
エナドリというのは当たり前ですが飲料でして、一方、stonはブリージングデバイス、吸い込むためのものですから、使用感(と言えばよいのかな)は大きく異なります。
stonを作業中に吸ってもよろしいのですが、さすがに仕事の間にずっとくわえているわけにもいきませんので(編集者はキーボードをよく叩くものですから)、そうなると、吸うたびにちょっと休憩、という感じになります。作業しながらというよりも、stonで文字通り“一息”つく、といったところでしょうか。

もちろん机で吸ってもよいのですが、座りっぱなしもどうかな……ということで、作業机から移動して吸っています
自分は喫煙者ではないので、愛煙家の人たちの「タバコ休憩」をどういうものなのだろう……と思っていたのですが、なるほど、こういうものかもしれません(stonにニコチンは入っていないです、念のため)。stonの利用で席を立つタイミングが、休憩というか、息抜きというか、そういうきっかけになるのです。
だから、これがエナドリやコーヒーの「代わり」になるかというと、それはそれで違うんですよね。当たり前ですが、ず〜っと口にくわえて吸い続けるものでもないですし、何かを「飲む」という行為に対して、「吸う」という行為とは満足感が異なる、というところはある。
stonがエナドリの代替になるということではなく、エナドリ、ひいては飲料にはない、気分転換の新しい「選択肢」を与えてくれた……と考えるとよいのかも。

携帯にも便利です。「カバンのポケットにも入りまっせ」とわかりやすくするための写真ですが、やわらかいポーチなどに入れたほうがよいとは思います
エナドリやコーヒーをよく飲む習慣がある人は、「気分転換」を求めているのではないでしょうか。カフェインなどを摂ることで仕事に集中したいという思いもありますけれど、作業の合間に、ドリンクの甘味や風味などで気分を変えたい、という考えもあるように思います。
そうなると、近頃はあまり外に出ることもありませんし、机の前でずっと手を動かしているわけで、どうしても気持ちが切り替わらず、食べたり飲んだりを始めるとだらだらしやすくなる。また、誰かと話したり席を立ったりする頻度も少ないので、ついついがぶ飲みしてしまいがちです。
しかし、そういう生活の中にあって、「吸う」「深く呼吸をする」習慣を生み出すstonは、気分転換にぴったりです。とくに在宅での作業のお供には最適かもしれません。作業中に楽しんでもよいですし、休憩を入れるきっかけにしてもよいですね。
自分の場合、もちろん今もエナドリやコーヒーを飲んでいますが、stonでの休憩を入れることで、飲料を飲む量は半分ぐらいに減りました。生活の中にstonを入れることで、気分転換の選択肢が増える。すると今まで惰性で飲んでいたエナドリやコーヒーも、また、新たな気分で楽しめるようになった……そんな気がします。
そういうわけで、みなさんが気分転換の手段を持っていて、しかしながら「最近、どうもこればっかりだな〜、ダレてきたな〜……」と思っているなら、stonがよいアクセントになってくれるかもしれません。
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