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職員がリモートでフライト案内

空港でアバターによる遠隔接客を実証実験、リモートでフライト案内

2021年05月18日 19時30分更新

文● ASCII

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空港案内所でアバターによる遠隔案内

 UsideU(ユーサイドユー)は5月17日、菱洋エレクトロと共同で、中部国際空港にて、アバター遠隔接客クラウド「TimeRep(タイムレップ)」を活用した遠隔案内サービスの実証実験を発表した。

リモート接客・案内の自動化が可能

 TimeRepは事業者向けクラウドサービスで、アバターモードと、生顔モードを自由に切り替えてリモート接客が可能。また、ビジュアルシナリオによって、定型的な案内を自動化できる。

 本実験は、3月20日~5月31日の期間実施し、稼働時間は6時40分~21時30分。実施場所は、第1ターミナル 3階中央案内所、第1ターミナル 2階国内線到着案内所、第2ターミナル 2階出発ロビーの3ヵ所で、空港内施設案内やフライト案内などの案内業務を、1名のスタッフが遠隔で対応する。

 コロナ禍以降、利用者に寄り添った形での案内サービスの必要性が高まってきたことから、本サービスを活用したアバターによる遠隔案内を中部国際空港にて実施。遠隔操作するスタッフの表情を認識・反映し、アバターを介して表情豊かに、より対面に近い案内業務をすることが可能としている。さらに、遠隔で操作できることにより、在宅勤務といった柔軟な働き方が可能になり、スタッフ同士の接触も最低限にできるという。

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