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DAC交換で異なる音質が楽しめる、Astell&Kernの新プレーヤー「A&futura SE180」

2021年04月23日 11時00分更新

文● ASCII

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 アユートは4月23日、Astell&Kernブランドのハイレゾプレーヤー「A&futura SE180」を発表した。交換式DACモジュールによる新コンセプトを採用した。価格は20万9980円。

 合わせて、専用DACモジュール「SEM2」(価格4万9980円)、専用リアルレザーケース「A&futura SE180 Case」(1万4890円、直販限定のNavyも用意する)も販売する。発売は5月21日(SEM2の発売は遅れ、7月以降になる見込み→6月25日に正式発売となりました)、本日から先行予約を開始する。

訂正:交換用DACモジュール(SEM2)の発売日が、部材調達の遅れにより延期となることが分かったため、本文を修正しました。(5月14日)

SEM2の発売日が6月25日になるという発表があったため修正しました。(5月28日)

 SE180は、主要回路を一体化した「TERATON ALPHA」を新開発して搭載している。本体メモリーは256GB、最大1TB対応のmicroSDカードスロットも持つ。WAV/FLAC/DSFなどに加え、MQAにも対応する。USBオーディオ出力(最大384kHz/32bitのPCM、DSD256対応)が可能。クロックジッター25ps、リファレンスクロックジッター800fsの高精度クロックを内蔵する。本体サイズは幅77×高さ129×奥行き19.9mmで、重量は約280g。

 標準添付のSEM1はPCM最大348kHz/32bit、DSD256のネイティブ再生が可能。さらにこのSEM1は同時発売のDACモジュールSEM2に交換が可能だ。

 交換式DACモジュールは、マルチDACの「SE200」を発展し、DACモジュールの交換ができるようにしたものだ。SE200は、旭化成エレクトロニクスとESS Technology両社のDACを搭載し、音質の異なる2系統のヘッドホン出力を持つ点が特徴だった。

 SEM2は、AKM AK4497EQをLR独立させたデュアル構成。標準ののSEM1(ES9038PRO×1)とは異なる音質で音楽を楽しめる。PCM最大768kHz/32bit、DSD512のネイティブ再生が可能。

 SEM1/SEM2ともに、3.5mm3極、2.5mm4極、4.4mm5極端子を持ち、ヘッドホンのバランス駆動が可能だ。ハイゲイン時に最大3.0Vrms(アンバランス)/6.0Vrms(バランス)の出力が可能だ。DACモジュールのサイズは幅77×高さ76×奥行き19.9mmで、重量は約100g。

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