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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第141回

アップル新型「iMac」に驚かされたがミニLED版も期待してしまう #AppleEvent

2021年04月21日 14時00分更新

文● 松村太郎 編集● ASCII

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 アップルは米国太平洋夏時間2021年4月20日午前10時(日本時間4月21日午前2時)、「Spring Loaded.」(日本語版では「春の祭典」)と名付けられたオンラインイベントを開催し、7つの製品とサービスを発表しました。

 本連載でも1つずつ、細かく見ていきたいと思います。まずなんと言っても、新デザインとなったiMacからです。

 iMacは、アップルが会社の存亡を賭けた窮地に陥ったとき、会社に復帰したスティーブ・ジョブズと、頭角を現していたインダストリアルデザイナーのジョナサン・アイブによって送り出されたオールインワン型のデスクトップコンピュータでした。

 以降、定番モデルとして今日まで続いてきましたが、あごの部分にリンゴマークがついているディスプレーのみが浮いているデザインに移行したのはiMac G5が登場した2004年8月。実に17年前にさかのぼります。

 その間、PowerPCからIntelチップに移行し、ボディもアルミニウム素材へと変更され、薄型化が進んだ2012年のデザインになってから9年が経ちました。非常に息の長いデザインとなっています。

 そして今回、Apple Silicon搭載モデルとして新たなデザインが与えられたことになります。

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