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在宅&モバイルワーカーにもおススメの逸品です!

Razer Blade 15 (2021春モデル)実機レビュー = RTX3080搭載で最速化したスリムノートPC

2021年04月22日 13時00分更新

文● 写真:みやのプロ(@E_Minazou)+ 編集● ASCII

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 Razerは3月23日に、スリムゲーミングノートPC「Blade」シリーズの2021年春モデルを発表した。下位スペックのBase Modelはすでに発売されているが、上位スペックのAdvanced Modelが4月23日からとなる。

「Razer Blade 15 Advanced Model」は32万9000円から

 「Razer Blade 15」のAdvanced Modelは5モデルで、共通スペックはCPUが第10世代 Intel Core i7-10875H(8コア)で、ストレージは1TB SSD (M.2 NVMe PCIe 3.0x4)。さらに、今モデルから、ストレージ2として空きのM.2スロットを内蔵することとなった。

 ディスプレイは3種類で、サイズは15.6型で、
240Hz QHDディスプレイ
360Hz フルHDディスプレイ
4K有機ELタッチディスプレイ
の3種類で、QHDとフルHDでは、メインメモリ16GBでGPUがRTX2070のものと、32GB+RTX3080の2モデルが、4KOLEDでは32GB+RTX3080のみとなる。価格は32万9000円から43万8800円だ。

 「Razer Blade Pro 17」は3モデルで、CPUはBlade 15と同じi7-10875Hで、ディスプレイは17.3インチで、
165Hz QHDディスプレイ
120Hz 4Kタッチディスプレイ
の2種類で、QHDではメインメモリは16GB、SSDは512GBで、GPUはRTX3060とRTX3070の2モデルがある。4Kは1モデルで、32GB+1TB+RTX3080という構成である。SSDについては15型と同様にM.2の空きスロットが1つある。価格は29万9800円~47万9800円だ。

 販売は、Razer公式サイトのほか、アマゾンやツクモ、ドスパラ、パソコン工房、ヨドバシカメラなどで行われる予定だ。

最強GPU = Geforce RTX3080になって帰ってきた
「Razer Blade 15 Advanced Model」

 フルHDにメインメモリ32GB、SSD1TB、RTX3080モデルを試用してみた。VRAMは8GB搭載で、価格は38万9800円である。

 デザインは前モデルと変わらず、シャープなモノリス型で漆黒の艶消しボディだ。インターフェイスはUSB Type-Cが2つあり、Thunderbold 3とUSB 3.2Gen2で、ともにUSB PD 3.0での20V充電が可能。Type-AはUSB 3.2 Gen2で×3を搭載。HDMI出力は2.1で、SDカードスロットはUHS-Ⅲ、そしてオーディオコンボジャックである。無線はWi-Fi 6E(AX210)で、Bluetoothは5.2と搭載だ。

 キーボードはおなじみの1キー単位でバックライトをフルカラー指定できるRazer Chromaで、日本語配列だが、キートップにはかな文字の刻印はなく、とてもスッキリしている。キーボードの両サイドにはスピーカーが設置されており、THX Spatial Audio対応で、HDMIからは7.1chのコーデックをサポートしている。

 ディスプレイの上部にはWindows Hello対応のWebカメラ(1MP720P)を搭載。電源入力端子は独自仕様で、19.5V11.8Aの230W出力で、バッテリーは80Whを内蔵する。本体サイズは幅が355ミリ、奥行きが235ミリ、厚みは16.99ミリで、重量は2.14キロだ。

 Bladeのみならず、周辺機器まで統合して管理できるのが「Razer Synapse」という専用アプリで、液晶の動作周波数もここで簡単に切り替えができる。今モデルでは、GPUのみ使うモードで、360Hzの指定が可能だ。

 速度については、電源接続時のみ、ユーザー指定が可能で、「バランス」モードで、自動か手動が選択でき、ファンの回転数も指定できる。「カスタム」ではCPUとGPUの「回しっぷり」を別々に指定できる。

おなじみの、角で手が切れそうな「モノリス型」ソリッドデザインは健在だ

底面には2つのファンの吸気口があり、直線の足によって、排気のショートサーキットが起こらない設計である

日本では日本語配列のみ発売となる。前モデルと変わりはない。

Type-A×3は、本当に良心的な設計で、まったく困らない。

背面からみても、直線デザインでウルトラシャープだ

Razer Synapseのパフォーマンス設定で、バランス、カスタムそれぞれでの動作を細かく指定できる。

GPUはOptimusではなく、RTXのみにすると360Hz駆動が可能になる。

おなじみの1キー単位での色指定や、流れるような変化も指定できる。

バッテリー駆動時のライティングの明るさや、天板のロゴの光らせ方もSynapseで指定が可能だ。

CPUは同じなのに高速化
もちろんGPUはRTX20から30でバリ速に!

おなじみ、ベイパーチャンバーによる冷却システムは前モデルと変わらない。バッテリー左上の黒いSSDの左側に空きのM.2スロットが発生している。

 気になる速度はどうなのか計ってみた。まずはCPUだが、こちらは前モデルと変わらずCore i7-10875Hだ。CINEBENCHで計測したところ、R15で1574、R20で3545、R23で9141と出た。2020年夏モデルでは同じCPUでそれぞれ1455、3485、8812だったので、4~8%ほど高速化している。

 3DMarkでは、FireStrikeが21651、TimeSpyが9923、WildLifeが53290で、前モデルのRTX2080より13~18%高速化している。特にレイトレーシングのPortRoyalは6240で、22%の高速化だ。

 SSDの速度はマルチシーケンシャルのリードが2891でライトが2905と非常に高速なレベルだ。

 バッテリーベンチは、「最も高いパフォーマンス」でディスプレイ輝度100%で、3時間5分駆動した。さすがバッテリー80Wh搭載の威力である。

 充電もPCを同条件で稼働しながらで50%まで34分、70%まで50分、90%まで67分と、バッテリーが大きいにもかかわらず、230W出力のACアダプターの威力で、EVO認証のモバイルノート並みの高速充電だ。

 スリムなモバイルゲーミングノートの発明者であるRazerの最新モデルだけに、非常に完成度の高い製品である。いざとなったら、爆速で3Dアプリも走るから、在宅ワークのメインマシン(ワークステーション?)としても最強なのである。

 このモデルから登場した空きのM.2スロットにさらにSSDを増設できるうえ、ディスプレイの解像度も3種類から選べるから、ビデオや写真のマザーマシンとしても最適だ。バッテリーの持ちも予想以上によかったので、モバイルもありの最強ノートなのである。

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