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セブンアールジャパンの西川氏、中嶋氏、Cooler Masterの神崎氏にインタビュー

BTOPCでは唯一無二! ペルチェ素子採用Cooler Master製CPUクーラーで驚きの冷却を発揮する、i9-11900K搭載「ZEFT G32-ZERO」誕生秘話

2021年04月20日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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「ML360 SUB-ZERO」を採用するi9-11900K搭載モデルのZEFT G32-ZERO

 日本時間2021年3月20日、インテルの「Rocket Lake-S」(開発コードネーム)こと第11世代Coreプロセッサーの発売が始まった。この第11世代Coreプロセッサーは、第10世代と同じ14nmプロセスルールで製造されるが、PCI Express 4.0(以下、PCIe 4.0)やDDR4-3200のサポート、それにクロックあたりの処理性能が大幅に引き上げられているなど、トピックは多い。

 その一方で、デスクトップ向け第11世代Coreプロセッサーの最上位モデルとなる「Core i9-11900K」(以下、i9-11900K)は、TDPは125Wでありながら、第11世代Coreプロセッサーが10nmプロセスのものを14nmプロセスに再設計したという経緯により、消費電力が第10世代に比べて高めになっている。

 そこで、インテルは「Intel Cryo Cooling Technology」と呼ばれる簡易水冷クーラーと、ペルチェ素子を組み合わせてCPUを冷却する機能に焦点を当て、CPUクーラーメーカーと共同開発を行なっている。Cooler Masterの「MASTERLIQUID ML360 SUB-ZERO」(以下、ML360 SUB-ZERO)もそうしたCPUクーラーで、ペルチェ素子を用いている点が最大の特徴だ。

 さらに、このML360 SUB-ZEROを採用したゲーミング向けBTOパソコン「ZEFT G32-ZERO」がパソコンショップSEVENを運営するセブンアールジャパンから発売されるという。はたしてZEFT G32-ZEROはどのようなマシンなのか、ペルチェ素子を用いたCPUクーラーを採用する狙いはどこにあるのか、代表取締役である西川 龍氏と中嶋 孝昌氏、Cooler Masterのカントリーマネージャーである神崎 尚君氏に話をうかがった。

セブンアールジャパン代表取締役の西川 龍氏

ZEFT G32-ZERO
https://pc-seven.co.jp/spc/13362.html
直販価格52万5580円(標準構成、4月19日現在)

ZEFT G32-ZEROの主なスペック
CPU Core i9-11900K(定格クロック3.5GHz、最大クロック5.3Hz、8コア/16スレッド、L3キャッシュ容量16MB)
CPUクーラー Cooler Master MASTERLIQUID ML360 SUB-ZERO
グラフィックス ASUS ROG-STRIX-RTX3080-O10G-GAMING(GeForce RTX 3080)
PCケース Cooler Master COSMOS C700M
マザーボード ASUS ROG STRIX Z590-F GAMING WIFI(Intel Z590チップセット)
メモリー 32GB PC4-25600(DDR4-3200 SDRAM、16GB×2)、スロット数4のうち2スロット使用
ストレージ 1TB M.2 SSD(Samsung SSD 980 PRO、PCIe 4.0)
通信規格 2.5GbE LAN、Wi-Fi6/Blutooth5.0対応
電源ユニット Cooler Master V850 Gold(定格出力850W、80PLUS Gold認証)
OS Windows 10 Home(64bit)

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