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スーパー耐久 2021レポート 1

スーパー耐久2021が開幕! だが大雨でレースが途中終了し不完全燃焼なレースに

2021年04月10日 17時00分更新

文● 吉田知弘 写真●加藤智充

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今年のスーパー耐久は
プロゲーマードライバーのチームに密着!

 2021年のスーパー耐久シリーズが3月20~21日にツインリンクもてぎで開幕。ASCII.jpが今年密着するのは、ST-3クラスにエントリーする39号車「AIRバスターWinmax RC350 TWS」と41号車「エアバスター 55Garage RC 350 TWS」の2台。39号車には2016年にe-Sportsの世界大会であるFIAグランツーリスモマニュファクチャラーカップで優勝をした冨林勇佑選手が所属しているため、バーチャルから飛び出てリアルのレースで活躍するプロゲーマーでもあるドライバーを中心にレポートしていく。

グランツーリスモ世界王者でもある冨林勇佑選手

 さて2021年の初戦だが、結果から報告すると39号車は優勝に一歩及ばずのクラス2位。41号車はクラス6位で終えた。

 今シーズンからスーパー耐久はオフィシャルタイヤサプライヤーが変更され、新たに韓国のハンコックが全車にタイヤを供給することとなった。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催日程が変更され、最終戦は2021年1月(緊急事態宣言の影響で開催中止)という異例のものとなった。そこから約2ヵ月間のインターバルで、ハンコックタイヤへの切り替えをしなければならず、各チームとも慌ただしく準備を進めることとなった。

 そんな中、TRACY SPORTS with DELTAは2台のレクサスRC350を導入。昨年クラス王者に輝いた39号車は冨林勇佑/大島和也のコンビで参戦し、新たに加わる41号車は庄司雄磨/伊藤善博/鵜飼龍太のメンバーで開幕戦に臨んだ。

 ただ39号車は新車で、開幕前々日の木曜日にシェイクダウンという、バタバタな形での開幕戦となった。最初は細かな問題点も見つかったが、チームが迅速に解決し、土曜日の予選では、52号車のトヨタ クラウンRSに対して、総合タイムで0.5秒差に迫るタイムをマーク。ST-3クラス2番手から決勝レースに臨んだ。

 迎えた3月21日の決勝日は、それまでとは一転し雨模様に。ハンコックタイヤが導入されて、ほとんどのチームが事前にウェットタイヤのテストができていなかったことから、急きょ決勝レース前に15分間のフリー走行セッションが追加され、5時間の決勝レースに備えた。

 ウェットタイヤのデータがまったくない中、どのチームもぶっつけ本番となったが、39号車は序盤から52号車とトップ争いを展開。10周目にトップに浮上した。スタートドライバーを担当した大島は順調なペースで周回を重ね、冨林にバトンタッチ。その後も、52号車と激しいトップ争いを繰り広げた。

 しかし、レースが進むにつれて雨足が強くなっていき、コース上ではスピンする車両も続出。開始から2時間が経過したところで安全確保のためセーフティカーが導入された。約15分ほどでレースが再開されるが、コンディションはさらに悪化。開始から2時間40分すぎに2度目のセーフティカー導入となり、3時間25分を迎えたところで赤旗中断となった。

 天候回復を待ったものの、その見込みはなく、開始から4時間を迎えたところで、途中終了が決定した。

 実は、2回目のセーフティカー中に39号車はピットストップを敢行。しかし、ピットロード出口がレッドシグナルとなっており、セーフティカーの隊列が過ぎてからのコース復帰となった。トップを争っていた52号車の前には出られたものの、244号車の日産フェアレディZの先行を許す形となり、悔しいクラス2位でレースを終えることなった。

 一方の41号車はクラス5番手からスタート。序盤にポジションをひとつ落とす形となったが、着々と周回を重ね、クラス6位で完走をはたし、次回につなげる走りをみせた。

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