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マンション専用の新サービス「Store600」 共用部に無人のカフェやミニショップを提供

 無人ストア事業を展開する600は4月2日、マンション専用の新サービス「Store600」をリリースすると発表した。

 Store600は、2020年3月に資本業務提携を締結した日鉄興和不動産と共同で開発を進めてきたサービス。マンション共用部において、従来であれば有人でなければ提供が難しかったミニショップ・カフェテリアなどの共用施設を無人で提供するというもの。

 キッズスペース、ラウンジなど、マンションのさまざまな共用部企画に対応するほか、直近の新築マンションで企画が増えているというワークスペースに最適なプラン(複合機、コーヒーマシン併設)も用意し、ニューノーマルな社会でのマンション居住者の暮らしをサポートするとしている。

 Store600は、新型筐体(ブラック・ホワイトの2色展開)と、専用アプリを通して提供する。筐体とアプリは今後、温度帯の拡大、より商品の良さを伝えるための機能追加などのアップデートを予定しているとのこと。

Store600の事業を5領域のパートナーと共同で開発する「600コンソーシアム」

 同社は、5つの領域のパートナーとともにStore600の事業を開発する枠組みとして「600コンソーシアム」を発足した。

 600コンソーシアムの5領域は以下のとおり。

・Location Partner:マンションの付加価値を高めたいデベロッパー・管理組合
・Contents Partner:マンション内で自社商品を販売したいメーカー・ブランド
・Standby Partner:マンション内でStore600と併設できる製品を持つ事業者
・Solution Partner:マンション内でシナジーのあるサービスを展開している事業者
・Integration Partner:マンション内で相互連携可能なシステムを展開している事業者

 600コンソーシアムには、先行して複数の事業者が参画しており、プロジェクトが進行中だという。Store600の他ロケーションへの展開も予定しており、継続して各事業者との協業を進めていくとしている。

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