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多機能が詰まったAVIOT「TE-D01m」

クアルコム最新規格に加え、ノイキャンにも対応する完全ワイヤレス

2021年03月02日 19時00分更新

文● ASCII

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 完全ワイヤレスイヤホンを中心に、比較的新しいブランドながらも、高い評価を得ているのがAVIOTだ。

 製品は、先進機能の搭載、高音質、比較的リーズナブルな価格に加え、新規格への対応やラインアップ拡充の速さなども特徴になっている。

 「TE-D01m」は昨年秋に登場した製品で、AVIOTとしては初のアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)対応イヤホンとなっている。1万円台前半と価格もリーズナブルだ。

 “マイルドANC”という独特なネーミングを用いているが、これは低音域中心に効くANCのようだ。逆に、中音域は筐体の遮音性を高めるのみにしており、信号処理によって音質に影響が出ることを最小限にしている。

 また、Bluetoothチップにクアルコムの「QCC3040」を採用しており、イヤホン単体で10時間(充電ケース併用で最大50時間)と余裕のある連続再生時間を確保。さらに、通信の安定性を高められるクアルコム独自技術TrueWireless Mirroring機能にも対応している。

 TrueWireless Mirroringは、左右独立伝送方式の一種。一般的な完全ワイヤレスイヤホンが使うリレー方式は、電池の片減りや左右またぎによる切断・遅延の影響が出やすいが、そういった影響が出にくい。クアルコムの左右独立伝送方式としては、従来からTrueWireless Stereo Plus(TWS+)があったが、TWS+を機能させるためには、送信側(スマホなど)もクアルコム製のハイエンドチップを搭載しているなど利用にいくつかの条件があり、iPhoneでは恩恵が得られなかった。TrueWireless Mirroringはこの制約がないため、より幅広い機種で安定した通信を期待できる。

製品サイトより

 TE-D01mはタイアップアーティストに木村カエラを起用したのも話題を集めた点だ。製品サイトにアクセスすると印象的なムービーが再生される。

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