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修繕依頼受け付けや学童保育の受付などをオンライン申請化

千葉県市川市のオンライン申請でkintoneとフォームブリッジが採用

2021年03月02日 11時00分更新

文● ASCII

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 2021年3月2日、トヨクモは千葉県市川市での街の修繕依頼受付や学童保育の受付などのオンライン申請にサイボウズのkintoneと同社のフォームブリッジが採用されたことを発表した。

 市川市は申請業務の多くをオンラインで受け付けており、職員採用や手話通訳者・予約筆記者の派遣、保育所等希望園変更届、自衛消防訓練の届け出などを、kintoneとフォームブリッジで構築しているとのこと。特に学童保育の受付は、運用して半月で1000件を超えるほどのオンライン申請があったという。

kintoneとフォームブリッジを使った市川市のオンライン申請

 また、市内の公共設備の修繕依頼もオンライン申請で受け付けている。これまでは電話受付をしていたが、「1丁目の信号」「道路が陥没している」などと連絡を受けても、「どこの設備が」「どの程度」損傷しているかが判断ができなかったため、実際の損傷を確認するために職員が現場に出向くことが多くあった。しかし、kintoneとフォームブリッジでのオンライン申請では、GPS情報の報告と、現場の写真をアップロードすることができるため、現場に出向くことなく、損傷の詳細を把握することが可能になったという。

GPSと現場写真をアップロードできる

 市川市ではこれによって、現場訪問の作業時間と申請内容の再確認時間が大幅に削減され、職員の負担軽減が実現できたとしており、今回の事例を手始めに今後、各種申請のオンライン化を促進していく予定となっている。

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