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BTOカスタマイズしたモデルでベンチマークをチェック

Ryzen 7&RTX 3070の安定性能で快適ゲームプレイ、拡張性も高く長く使えるゲーミングPC「G-Master Spear X570A II」

2021年01月06日 13時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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「G-Master Spear X570A II」

 拡張性に優れた大型ケースの採用と、豊富なBTOオプションによる自由度の高いカスタマイズが可能なサイコムの「G-Master Spear X570A II」(関連記事)は、コスパモデルからハイスペックまで、自分好みの構成にしやすいBTOパソコンだ。

 標準構成のままでもフルHD(1920×1080ドット)~WQHD(2560×1440ドット)の解像度でゲームを快適に動かせる実力があるが、将来を見越すのであれば、4K(3840×2160ドット)やレイトレーシングでのプレイまで視野に入れておきたいところ。

 そこで、G-Master Spear X570A IIの標準スペックから、CPUをRyzen 7 5800X、メモリーを32GB、ビデオカードにGeForce RTX 3070、SSDをPCIe4.0の高速モデルなどへとカスタマイズしたモデルで、どのくらいの性能があるのかをチェックしてみよう。

G-Master Spear X570A IIの主なスペック
標準スペック 試用機のスペック
CPU Ryzen 5/7/9各種 Ryzen 7 5800X
グラフィックス GeForce RTX 3060 Ti GeForce RTX 3070
メモリー 16GB CENTURY MICRO 16GB×2
ストレージ 512GB SSD(Intel SSD 660p Series) 500GB SSD(CSSD-M2B5GPG3VNF)
マザーボード GIGABYTE X570 AORUS ELITE
PCケース CoolerMaster MasterBoxCM694
電源 SilverStone SST-ST75F-GS V3 (750W/80PLUS Gold) SilverStone SST-ST85F-GS V2 (850W/80PLUS Gold)

まずはPCの実力をチェック!
さらに上位のモデルはあるが、ゲーム用途ならRyzen 7で十分

 AMDのRyzenシリーズは、Ryzen 3、5、7、9と大きく4つのシリーズに分かれている。コア数や動作クロックの違い、世代の違いで多くのモデルがあるが、4Kでのゲーム用途を考えた場合、エントリーのRyzen 3やミドルクラスのRyzen 5では若干不安が残る。

 また、第4世代となるRyzen 5000シリーズで大きく性能が跳ね上がったことも考慮すると、第4世代のRyzen 7かRyzen 9シリーズから選ぶのがおすすめだ。

 今回の構成では、8コア/16スレッドのRyzen 7 5800Xを搭載。上位のRyzen 9 5900Xでは12コア/24スレッド、同5950Xでは16コア/32スレッドと大きくコア数が増加し、そのぶん性能も高くなるのだが、ゲームではコア数による恩恵はあまり大きくなく、むしろ、動作クロックの方が影響が大きくなる傾向にある。

 とはいえ、ゲームもマルチスレッド化が進んでいるため、最低でも4コア/8スレッド以上はほしいところ。また、プレイ画面の録画や配信なども考えているなら、もう少しCPU性能が高いほうが、ゲームへの影響が小さくなる。このバランスを考えた上で最適となるのが、Ryzen 7 5800Xというわけだ。

Ryzen 7 5800Xの詳細を「CPU-Z」でチェック。8コア/16スレッドということが確認できる

 さて、まずはG-Master Spear X570A IIの試用機の基本的なCPU性能を見てみよう。このテストには、CGレンダリング速度からCPU性能を測ってくれる「CINEBENCH R20」を使用。マルチスレッド処理を得意とするテストとなるため、CPUの最大性能をチェックするのに向いている。

「CINEBENCH R20」の結果は、CPUが5976pts、CPU(Single Core)が623ptsとなった

 比較用に、いくつか過去のデータ(CPUのスコア)と比べてみると、Core i9-10900K(10コア20スレッド)が6385pts、Ryzen 7 3700X(8コア16スレッド)が4880pts、Ryzen 9 3900XT(12コア24スレッド)が7173ptsとなっていた。

 Ryzen 7 5800XのCPUスコアは5976ptsなので、ほぼCore i9-10900Kと同じ。また、1世代前のRyzenと比較しても、Ryzen 9に近い性能となっていることから、コア当たりの性能が大きく上昇しているということがわかる。これだけの性能があれば、4K解像度でもゲームで不満を感じることはないだろう。

 また、PC全体の性能をチェックするため、「PCMark 10」も試してみた。

GeForce RTX 3070を搭載していることもあり、「PCMark 10」のスコアは7884と高レベル

 CPUの性能が高いというのもあるが、それに加えGeForce RTX 3070、さらにPCIe4.0対応SSDを搭載していることがPCとしての性能を大きく引き上げている。

 ゲーミングパソコンではなく、一般的なマシンとして見た場合、かなりハイレベルでバランスの取れた構成といえるだろう。

 ちなみにG-Master Spear X570A IIの試用機のSSDは、CFDの「CSSD-M2B5GPG3VNF」(500GB)。この速度を「CrystalDiskMark」で測ってみたので、こちらも参考にしてほしい。

シーケンシャルの速度だけでなく、ランダム性能にもかなり強いSSDだということがわかる

 シーケンシャルリードで約5GB/秒、ライトで約2.5GB/秒と高速で、巨大データの読み込みが多いゲームであれば、起動時間やマップなどのデータ読み込み時間が大きく改善される可能性が高い。もちろん、写真や動画など巨大ファイルのコピーも高速に終わるため、普段のPC利用でも快適になること間違いなしだ。

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