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マスクのサブスク化をシャープが提案、「マスク定期便サービス」

2020年12月02日 06時00分更新

文● 大河原克行 編集●ASCII

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 シャープは、累計販売枚数が1億枚を突破した、同社製の不織布マスクを定期的に購入できる「マスク定期便サービス」を開始した。これまでの抽選販売方式に加えて、新たに提供するもの。2020年12月1日から受付を開始。12月15日までの申し込み分は、12月下旬から2021年1月中旬までに発送するという。

 「マスク定期便サービス」は、毎月1ヵ月分となる30枚のマスクが定期的に届くサービスで、マスクを購入する手間が省け、買い忘れの心配がなくなるとともに、マスクはポストに届くことから、不在時に受け取りができないという不安も解消されるという。「1日1枚分の安心、安全の日本製不織布マスクを確実に提供するというコンセプトで開始するサービス」と位置づけている。

このようなパッケージに収められて届く

マスクサイズ比較(上は小さめ、下はふつうサイズ)

 これまでと同様に、成人男性の利用を想定した「ふつうサイズ」と、女性や小学校高学年以上の子ども向けの「小さめサイズ」を用意した。価格は1650円(税込)で、送料も無料となっている。最大で10箱までの申し込みが可能だ。

 SHARP COCORO LIFEのECサイトである「COCORO STORE」で販売し、解約手続きが行われるまで、サービスは自動継続する。決済はクレジットカードで行う。

大山社長(過去の記事から)

 SHARP COCORO LIFEの大山貞社長は、以下のように語る。

大山 「2020年4月下旬から、マスクの販売を開始したものの、緊急かつ爆発的にマスクの需要が高まるなか、需要に見合うだけの生産量を確保できなかったため、マスクを必要とする多くのお客様に対して、公平に提供したい、との想いから、COCORO STOREを通じた抽選販売を採用した。その後、外国産を含むマスクの供給拡大により、マスクの需要そのものは緩和されてきたが、ニューノーマルな生活スタイルが定着し、外出時や仕事中など、長時間マスクをするのが当たり前になってきた。今後、感染症などの流行のほか、PM2.5や花粉などが飛散する季節を迎えるにあたり、『高性能で安心な日本製マスクを毎日使いたい』、『必要な時期に安定的に入手したい』といった声が高まってきた。そこで、安定供給しやすい自社生産の強みを活かし、新たに『マスク定期便サービス』を開始する。抽選なしとすることで、欲しい時に入手できるようにした」

着用イメージ(小さめサイズ)

柔らか耳ひも(小さめサイズ)

 一方、これまで行ってきた抽選販売は今後も継続するが、12月2日の32回抽選販売分から、新たに50枚入りマスクを2箱まで購入できるようにする。2箱購入すると、1箱あたりの価格は2750円となり、送料は無料となる。1箱購入時は、従来通り3278円となり、送料は660円かかる。いずれも税込。

 大山社長は、「お客様からの困りごととして、送料への負担感が大きいという意見があった。そこで、抽選販売について、これまで数量制限していた『お一人様1箱限り』の条件を緩和し、『お一人様2箱まで購入可能』とし、さらには『2箱購入で送料無料』にした」とする。

 また、大山社長は、「すべてのマスクは、液晶パネルの生産が可能なシャープ三重工場のクリーンルームで、これまで通り、生産している。ウイルス飛沫や微粒子、PM2.5、花粉などの侵入を99%カットしつつ、呼吸もしやすい、高性能な不織布マスクである。長時間の着用でも負担感が少なく、付け心地が良い柔らか耳ひもを採用している。形状保持力が高く、鼻のラインにぴったりフィットのノーズフィッターも採用している。安心して使ってもらえる」と、改めて同社製マスクの特徴を強調した。

 なお、11月30日に発売となったチタンフレームを採用したフェイスシールドは、Sサイズ、Mサイズともに10分以内に売り切れとなり、同日に発売となったマウスシールドも数時間で売り切れたという。

 シャープのフェイスシールドなどは、同社が液晶パネル開発で培ったフィルム表面の特殊加工技術「モスアイ」を活用しており、フィルム部は鳥取県米子市のシャープ米子で生産している。

 既報の通り、11月9日から先行して発売したポリカーボネイトフレームを採用したフェイスシールドは、11月13日、14日、26日の4回に渡って販売したが、いずれも短時間で売り切れとなっている。11月26日の販売では、午前8時55分から販売を開始し、10時40分過ぎには売り切れた。また、11月27日に発売したアイシールドも30分で売り切れている。

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