このページの本文へ

ChromebookとGoogle Workspace、Beyond Corpでテレワークを支援

Google Cloudがパートナーとの協業について披露

2020年11月27日 07時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 2020年11月25日、グーグル・クラウド・ジャパン(Google Cloud)はパートナーエコシステムに関する発表会を開催。冒頭登壇したグーグル・クラウド・ジャパン合同会社 上級執行役員 パートナー事業本部 石積 尚幸氏は、データの利活用を推進するインフラ、ツール、技術のすべてをそろえるGoogle Cloudの優位性をアピールした。

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 上級執行役員 パートナー事業本部 石積 尚幸氏

 Google Cloudは同日付けで、Google Workspace(旧:G Suite)のディストリビューターとして、新たにシネックスジャパンとダイワボウ情報システム(DIS)が参画したことを発表した。両社はもともとChromebookのディストリビューターだったが、今回新たにGoogle Workspaceのビジネスもあわせて展開する。今後はVPNを用いないゼロトラストプラットフォームである「Beyond Corp」の導入もあわせて推進し、コロナ禍以降の企業のテレワークを支援するという。

 また、コンサルティングファームとの協業も拡大する。アクセンチュアとは、2018年7月に共同でビジネス推進チームを立ち上げ、企業のDX推進を支援してきた。2020年1月には製薬企業向けの統合プラットフォーム「INTIENT」のクラウド基盤としてGoogle Cloudが採用したことを発表。研究開発から臨床、治療法の提供までライフサイエンスに必要な機能を一気通貫で提供するという。

 2016年12月からパートナーとなっている野村総合研究所(NRI)との協業ではクラウド活用サービス「atlax for Google Cloud」の提供を開始し、導入支援からシステム設計、構築、運用までをワンストップで提供するという。Google Cloudに精通したNRIの技術者とグーグル・クラウド・ジャパンのメンバーからなるビジネスユニットを設置し、3年以内にGoogle Cloudの認定資格取得を500まで伸ばすという。発表会では、アジャイル開発、データ分析、マーケティングなどの強みをアピールするとともに、コロナ禍における在宅コールセンターの構築事例も披露された。

■関連サイト

カテゴリートップへ