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「丸亀製麺」のおいしくて耳よりなハナシをもっと知りたい! 第2回

掛け声は「おいしくな~れ」

丸亀製麺の「出張うどん教室」を体験!兄弟のかけがえのない思い出ができた

2020年11月17日 17時30分更新

文● 飯島範久 撮影●飯島範久 編集●ASCII

提供: 丸亀製麺

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兄弟で協力してうどん作り体験。

 讃岐うどん専門店「丸亀製麺」の麺職人直々に、うどん作りをお子さんに教えてもらえるチャンス。

 丸亀製麺では創業20周年記念キャンペーンのひとつとして「あなたへ届ける!出張 丸亀製麺」を開催。小学生の子供がいる家族が対象で「出張うどん教室」の体験希望者を募っている。募集は全2回で、1回の募集で5組が当選する。第2回は11月13日11時~26日23時59分の期間特設サイトにて応募受付中だ。

麺匠藤本氏がキッチンカーで届ける「出張 夜なきうどん」と、子供がいる家に麺職人がやってくる「出張うどん教室」の2つのキャンペーンを開催。

 すでに終了した第1回の応募期間では応募総数1700を超えたというほど大人気。職人さんと一緒にうどん作りを体験できるプレミアム感が注目を集めているようだ。

 今回は「出張うどん教室」を特別に体験させてもらった! その模様をお届けしよう。

兄弟で協力してうどんづくり初体験

 筆者には、小学2年生と4年生の息子がおり、今回は二人の息子たちが協力してうどんづくりを体験することになった。

【うどん作りを体験するふたり】

たっくん(左)とりょうくん(右)
二人とも料理には興味があり、母親のパンづくりを手伝うことも。うどんづくりは、今回はじめて。特にりょうくんは麺類が好きなので、うどんづくりが体験できることに、前日の夜からワクワクしていた。

 いよいよ体験当日。丸亀製麺の麺職人とサポートの方がキッチンカーで自宅まで来てくれた。

【うどん作りを教えてくれる麺職人さん】

麺職人の千葉篤さん
胸に星マークがついているが、これは丸亀製麺の社内資格である「麺職人」のレベルを表している。千葉さんは麺職人を育成するトレーナーで、うどんに対する知識はかなりのもの。ちなみに4つ星まで設定しているものの、現在は2つ星の人までしかいないとのこと。

うどん作りの道具一式を持ちこんでくれる

 さっそくうどんづくりに必要な道具が持ち込まれセッティング。たっくんとりょうくんは、千葉さんとちょっと照れながら挨拶をしてうどんづくり体験がスタートした。

うどんづくりに必要な道具と材料が持ち込まれた。

使用する前にしっかりとアルコール消毒。

子供たちに優しく教えてくれる千葉さん。

千葉さん「うどんってなにで作られているか知っている?」

りょうくん「う~んと、わからない」

たっくん「お米?」

千葉さん「この小麦粉がうどんになるんだよ。一緒に作っていこうね」

分量を計る工程が、実はとっても大事

 まずは材料となる小麦粉の分量を計ることからはじまる。ここに持ち込まれている材料は、普段店舗で使われているものと一緒。国産の小麦粉だ。つくる量は6人前。小麦粉は500g使用する。

タッパーに入れられた小麦粉を計量カップでボウルへ。タッパーすり切りに小麦粉が入っているので、あふれてテーブルの上も真っ白に。

分量は正確でないとコシのあるおいしいうどんはつくれないので慎重に。でもなかなか500gぴったりにならず、少し苦労していた。

 続いて、小麦粉と混ぜる塩水をつくるための塩を25g計量。水は225gだ。実際の店舗では、これよりも水分量は少ないとのこと。ただ水分が少ないと生地づくりが難しくなるので、今回のような体験ではつくりやすさ重視といったところだ。

水もスケールで225gを計量。入れすぎたり、少なすぎたりで、これも苦労していた。

りょうくん「225gだよ」

たっくん「あれ? また多くなっちゃった」

ボウルに入れた小麦粉。ここからふるいに掛ける。
 

 ちなみに、丸亀製麺は店舗ごとにうどんをつくっている。もちろん、一日に消費される量はハンパないので、今回のように完全手づくりというわけにはいかないが、製麺機をつかって前日から仕込んで生地を寝かし、お客様へ出す直前に伸ばし、裁断して茹でているそうだ。

「ふるい」がけっこう難しかった

 計量が終わったら、まず下ごしらえ。ボウルに入れた小麦粉をふるいに掛けてキメを細かくする。うどんに塩水を回してこねるための大きな「こね鉢」も用意されているで、子供たちでもせっかく計量した粉が飛散ってしまうという心配は少ない。

ボウルに入れた小麦粉はダマになっているので、ふるいに掛けてキメを細かくする。

一気に小麦粉を入れると飛び散ってしまうので、1/3ぐらいずつ。

りょうくん「あんまり落ちてこない」

たっくん「叩くといいんだよ」

 ふるいを揺すりつつ、叩いて小麦粉を落としていくのだが、やったことのない作業なのでなかなか落ちていかない。それでも、やり方を教えつつ何度かやっていると、少しコツを覚えたようだ。

ダマが残ったら指で潰して細かくする。

ふるい掛けが終わったら、塩水づくり。計量した水と塩をボウルに入れて、スプーンで混ぜて塩の粒がなくなるまでかき回す。

ガオーのポーズで生地をこねる

 ここまで準備ができたら、いよいよこねる作業に入る。

うまくこねるためのポーズを千葉さんに教えてもらう。

千葉さん「ガオーのポーズで塩水を入れたら混ぜてね」

たっくん「ガオーのポーズ?」

りょうくん「ガオー!」

塩水を少し入れてはこねる、を繰り返す。

ポーズが維持されていないけど、こねくり回す二人。だんだんとそぼろ状になっていく。見た感じは砂場遊び。

 塩水は一気に入れず数回に分けて回し掛けをした。こねこねして粉を湿らせていき、最終的には一つの塊にする。

すべて塩水を混ぜ、だいぶそぼろ状になったら、小さく丸めて団子にする。いくつかの団子が完成。

いくつかつくった団子を1つにまとめて大きな団子に。

二人で力を合わせて一塊にしていくが、やはり子供の力ではなかなか1つにはならない。それでもある程度は大きな団子状になった。

たっくん「大きな団子ができてきた」

りょうくん「なかなかくっつかない」

仕上げは、千葉さんがこねながらまとめてくれた。

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