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500個限定、2021年1月13日までの販売

NECが騒音を消して声を届ける「ヒアラブルデバイス」をMakuakeで販売

2020年10月19日 14時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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NECがヒアラブルデバイスを発売

 NECは、クラウドファンディングサイトのMakuakeを通じて、完全ワイヤレス型のヒアラブルデバイスの販売を開始した。

 イヤフォン状の筐体にスピーカーとマイクを搭載し、同社が独自に開発した「通話アクティブノイズキャンセリング」により、周囲のノイズ音をキャンセルして声を相手に届ける機能を設ける。オンライン会議などでの、コミュニケーション精度を向上させるという製品だ。

外観は、完全ワイヤレスイヤホンに近い

 イヤーチップ内側のマイクで「耳の中で響く自分の音声」を集音し、外側のマイクで「発話に混入する騒音」を拾得。騒音成分を打ち消し処理した上で、声を相手に伝送する。

 発話音声の背景の雑音や、電話回線のノイズ、複数話者の声が混在する状況など、人の声の聞き取りが難しい状況でも、集音した音声から個人の特徴を効率的に抽出する技術を採用しているため、カフェや自宅など、騒音が気になる環境下でも、クリアな音声を届けられるという。

 NECの耳音響認証(特許出願中)技術で、装着者の耳穴の形状で決まる音の反響によって個人を特定する機能も設ける。「今使用している人が誰か」を認識し、「自分だけがアクセスできる音声メモ」を残すこともできる。

ヒアラブルデバイスの今後は

装着イメージ

 開発に携わったデジタルプラットフォーム事業部 エキスパートの青木規至氏は、「新型コロナウイルスの感染拡大以降、自宅で会議をする機会が増えたが、子どもの声が何度も入ってしまうと会議に集中できないなど、新たな問題も出てきた。誰でも静かな仕事場を確保できるとは限らないが、このデバイスを使えば、どこにいても静かな環境で会議をしているのに近い状態を作れる」と話す。

 同社は、ヒアラブルデバイスを通じてリアルとバーチャルを融合させた空間の演出を目指している。仮想的な空間に音源を固定させ、「身の回りのモノ」や「言葉を話さない生き物」に魂がやどり、話しかけてくるなど、臨場感のある演出が可能になる。

 また青木氏は、今回のプロジェクト後もヒアラブルデバイス事業は継続していく予定とし、技術のみの販売や、今回とは異なったタイプのデバイスの開発なども視野に入れていると話した。

プロジェクトにかかわったデジタルプラットフォーム事業部 エキスパートの青木規至氏(左)と、デジタルプラットフォーム事業部 中島由貴氏

 主なスペックは直径およそ4.85mmのダイナミック型ドライバー、再生周波数帯域は20Hz~20kHz、充電時間およそ1.5~2時間、待受時間およそ50時間、連続再生時間と連続通話時間が最大6時間、通信方式がBluetooth 5.1、対応プロファイルがA2DP、AVRCP、HFP、HSP、対応コーデックがSBC、aptX、AACなど。

 サイズはおよそ25.0×21.7×27.2mm、重量は片側およそ8g。充電ケースサイズは41.0×67.0×47.0mm。充電ケーブル(USB Type-C to Type Aケーブル)、イヤーチップS/M/Lサイズが付属する。

 価格は2万9800円で、2021年1月13日までの期間限定販売。限定数500個のAll in型で、プロジェクトの達成の有無にかかわらず、支払いを完了すれば応援購入が成立する。

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