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“ひとり情シス”が運用を「リモート化/自動化/自律化」するツールとノウハウを60分で解説

無償で今すぐ始める「サーバー運用の省力化」、HPEウェビナーで学ぼう

2020年10月13日 11時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 日本ヒューレット・パッカード(HPE)が9月に開催したWebセミナー「『ひとり情シス』『ニューノーマル』時代のサーバー運用・省力化テクニック」が、中堅中小企業でサーバーを運用管理する情シス担当者、IT管理者に好評だ。同ウェビナーは現在オンデマンド配信されており、無料で聴講できる(詳しくはウェビナーサイトを参照)。

 好評である理由は、コロナ禍以後の情シス担当者がサーバー運用業務に抱える課題を整理し、「無償で」「今すぐ実践できる」解決のヒントを、HPEのサーバースペシャリストがわかりやすく解説しているからだ。また、オンラインでどこからでも聴講できること、60分というコンパクトなサイズであることも、忙しい担当者にとってはうれしい点だろう。以下では、そんな同ウェビナーで学べるノウハウの概要をご紹介したい。

コロナ禍であらためて浮き彫りになった「サーバー運用現場の課題」

 同ウェビナーの講師は、HPE インフラ・クラウドネイティブプリセールスの片山嘉彦氏が務める。「HPE ProLiantサーバー」を中心とするサーバーインフラ、およびその運用自動化ソリューションを熟知したスペシャリストだ。当然、顧客企業におけるサーバー運用現場の事情にも明るい。

 まず片山氏が指摘するのは、コロナ禍の体験を通じて明らかになったサーバー運用現場の課題だ。これまで、多くの現場では「マシンルームに行って目視確認や対応を行う」、遠隔拠点ならば「現地スタッフに連絡して暫定作業を依頼する」といった形で運用がまかなわれてきた。しかしこの方法は、テレワーク/在宅勤務が前提となる“ニューノーマル時代”には実現が難しくなる。そもそも業務効率の観点からも、こうした業務はなるべく自動化、省力化したほうがよい。

情シス担当者自身もテレワーク/在宅勤務が前提となるこれからの時代には、これまでのやり方ではサーバー運用が難しくなってくる

 そこでリモート運用管理や自動運用に対応するIT環境が求められることになるが、IT予算はそう簡単には増えず、そうした新たな仕組みを導入するのはハードルが高い。それが現実だろう。「それならば、まずはProLiantサーバーが標準搭載する機能や、無償でも利用できるツールを活用して『今すぐできること』から始めませんか」というのが、このウェビナーで伝えたいメッセージだと片山氏は語る。

 実は「無償で」「今すぐできる」手法は多くあるのだが、意外と見落とされているのが実情だ。ふだんから人員不足と業務負荷に悩んでいる現場でこそ、こうした“武器”を手にすることで大きな成果が得られるはずだ。

「リモート制御」「自律運用化」「自動化/運用効率化」の3テーマを説明

 同ウェビナーでは、多数台のサーバーを遠隔から統合管理する「リモート制御」、AI主導で運用業務を大幅に省力化する「自律運用化」、そして日々の定常業務をスクリプト化する「自動化/運用効率化」という3つのテーマに沿って、さまざまなツールとノウハウを紹介する。

 たとえば「リモート制御」の一例として、すべてのProLiant Gen10サーバーに標準搭載されている「iLO 5(integrated Lights-Out 5)」について、具体例を交えながら説明している。

 iLOを「サーバーのリモート管理機能」だと理解している読者も多いと思うが、実はそれだけのものではない。20年近い歴史の中で着実に進化を遂げており、最新版のiLO 5では、サーバー導入から稼働監視、チューニング、セキュリティまで、ライフサイクル全般をカバーする機能を備えるのだ。ウェビナーでは、こうした最新機能からとくに運用の省力化に役立つものを紹介している。

iLO 5が提供する機能の一部。サーバーの“自働化”を進め、運用管理工数を削減できる

 また、このiLOから得られるサーバー情報を収集して、リアルタイムな可視化や監視の自動化につなげる「自律運用化」の方法も紹介される。とくに、複数台のサーバーを監視しなければならない管理者にとってはメリットの大きな話だろう。こうした先進的な運用改善を目指した取り組みも、まずは無償でできる範囲から始められる。

 「自動化/運用効率化」では、日々繰り返し行う定常業務を自動化できる「Red Hat Ansible」や「Microsoft PowerShell」などが紹介される。こうしたサードパーティパートナーの自動化ツールに対しても、HPEでは自社製品対応のモジュール(ライブラリ)やプレイブック、ドキュメントを無償公開しており、ProLiantサーバーユーザーであればすぐに取り組みをスタートすることができる。

 たとえば、オープンソースの構成管理ツールとして人気があるAnsibleは、自動化のためのプレイブックをYAML形式で書けるため習得が容易であり、エージェントレスで動作するため導入の手間も少ない。HPEでは120以上のAnsibleモジュールを公開しているほか、日本語ドキュメントも用意している。さらに大規模な自動化に進むならば、HPEから商用製品「Red Hat Ansible Automation Platform」や、その活用サポートサービスも購入することができて安心だ。

構成管理ツール「Ansible」を使って自動化できる定常業務の例

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 以上、本稿ではHPEウェビナーの概要をご紹介した。ほかにも現場の情シス担当者にとってヒントになる情報が多く含まれるウェビナーなので、ぜひ聴講していただきたい。

 コロナ禍での体験を通じて、企業規模を問わず業務を支えるITの重要さがあらためて見直され、情シス担当者/IT管理者の責任はさらに大きなものになっている。社内のデジタル化を推進したいという経営層の期待もあるだろう。そんな今だからこそ、サーバー運用省力化について学び、取り組む価値がある。

 冒頭で触れたとおり、同ウェビナーは60分間のコンパクトな内容だ。まずは聴講して、新しい時代に対応した運用管理ノウハウを学んでほしい。そして聴講するだけではなく、ぜひとも日常の運用現場で実践し、サーバー運用の省力化に活用していただきたいと思う。

(提供:日本ヒューレット・パッカード)

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