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MagSpeed電磁気スクロールホイールを搭載した3年ぶりの新モデル

99gの筐体に便利な機能を詰め込んだロジクール無線マウス「MX Anywhere 3」を試す

2020年10月08日 13時00分更新

文● 貝塚/ASCII

提供: ロジクール

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ロジクール「MX Anywhere 3」が発売

 ロジクールの「MX Anywhere 3 コンパクト パフォーマンスマウス(以下、MX Anywhere 3)」は、MX Anywhereシリーズの最新モデルとなるワイヤレスマウスだ。価格は1万780円で、10月29日に発売予定。MX Anywhereシリーズの新製品がリリースされるのは、前モデル「MX Anywhere 2S」の発売以来、3年ぶりとなる。

MX Anywhere 3 コンパクト パフォーマンスマウス

 MX Anywhere 3は、およそ99gという軽量設計ながら、人間工学に基づいた持ちやすいデザインで、シリーズおなじみの「Easy-Switch」「Logicool Options」「Logicool Flow」などに対応。さらにMagSpeed電磁気スクロールホイールの搭載など、魅力たっぷりのモデルだ。

 クリエイターや開発者など、PCヘビーユーザーのほか、マウスをさまざまな場所へ持ち運ぶ機会が多いユーザーなど、リモートワークにも適しているMX Anywhere 3。早速、紹介していこう。

前モデルから一新した使用感とデザイン

左がMX Anywhere 3、右がMX Anywhere 2S

 前モデルMX Anywhere 2Sは、グラファイト、ミッドナイト ティール、ライトグレーの3色だったが、MX Anywhere 3はグラファイト、ペイルグレー、ローズという3色展開となった。

 MX Anywhere 2Sの3色は、どちらかというとダークな色使いだった。MX Anywhere 3のペイルグレー、ローズは明るく、清涼感のある色味で、白いカラーのパソコンやタブレットとの相性もよさそうだ。

 MX Anywhere 3は持った際の親指と薬指が位置するグリップ部には、「Ultra-Soft Silicone Grips」というパターン入りのシリコン製のグリップを採用。前モデルはラバー素材で、三角形をモザイク状に重ねたようなデザインだったが、MX Anywhere 3では、川のように複数の線が流れるデザインになっている。

グリップ部にパターンが入っており、手によく馴染む

 前モデルと持ち比べてみると、握り心地は明らかに向上している。前モデルは、サイドのボタンが側面に迫り出したようにデザインされているため、グリップ位置がずれると、親指や人差し指に異物感があるのだが、MX Anywhere 3は、ある程度、どのような持ち方をしても、手にしっくりとなじんだ。

 また、充電端子が前モデルのMicroUSBから、USB Type-Cになったのもメリット。長く使うマウスには、コネクターの強度が高く、差す方向も選ばないUSB Type-Cは最適だ。

 パソコンとの接続には、同梱するレシーバーを使ってもいいが、Bluetoothでも接続できる。レシーバーはUSB Type-Aのタイプなので、Type-Cしか搭載しない薄型のノートパソコンなどでも使えるのはうれしい。

左からグラファイト、ローズ、ペイルグレー、MX Anywhere 3 for Mac

 なお、Bluetoothの接続設定を、macOSやiPad OSに最適化された「MX Anywhere 3 for Mac」も同時に発売されている。MX Anywhere 3 for MacはBluetooth接続のみのモデルとなるので、レシーバーを使いたい人は注意しよう。

MagSpeed電磁気スクロールホイールを搭載

 MX Anywhere 3の目玉機能のひとつが、MagSpeed電磁気スクロールホイールの搭載だ。ギアでなく磁石でクリック感を出すホイールだが、動きはなめらかで心地いい。また、クリック感のある通常のスクロール(ラチェット)に加えて、慣性でホイールが回転し続ける高速スクロール(フリースピン)にも対応している。

MagSpeed電磁気スクロールホイール。その下のボタンでモードを切り替えられる

 ラチェットとフリースピンは、ホイール下部のスイッチから切り替えられるが、ラチェットモードにしていても、勢いよく回し、回転数が一定以上になると、フリースピンに切り替わる。

 従来モデルはホイールを押し込んでの切り替えだったため、使用感は格段に向上している。MagSpeed電磁気スクロールホイールは、より大型のMX Master 3にも搭載されているが、慣れると非常に使いやすく、ギアの接点を持つホイールでスクロールするよりも、ずっと楽だ。

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