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一足先に5G対応の新モデル! グーグル「Pixel 5」「Pixel 4 5G」発表 第4回

ついに5G対応&超広角カメラ搭載! 「Pixel 5」「Pixel 4a 5G」発表

2020年10月01日 03時45分更新

文● ASCII

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 30日(現地時間)、「Launch Night In」と名付けられたオンライン発表会で、Pixelシリーズの新スマホ「Pixel 5」「Pixel 4a 5G」を発表した。ともに5G対応で、超広角カメラを搭載しているのが特徴。なお、Pixel 4aは日本でも10月15日に発売予定。価格はすでに公表されているとおりに6万500円と思われる。Pixel 5は9ヵ国で発売とされていたが、日本での提供については触れられなかった。

Pixel 4a 5GとPixel 5はともにスナドラ765に超広角カメラ搭載
Pixel 5は防水対応で、ディスプレーも90Hzをサポート

 Pixel 4a 5GとPixel 5と世代が異なる型番がついているが、ともにCPUにSnapdragon 765G、Pixelシリーズでは初の超広角カメラを搭載するなど、スペック面での共通点は多い。Pixel 4a 5GはPixel 4aの5G版というよりは、5G対応の新モデルで、Pixel 5はデザインやスペックでさらに上のバージョンという見方が正しいかもしれない。

 まず、Pixel 4a 5Gを見ていくと、6.24型有機EL(19.5:9、1080×2340)を搭載し、横幅74mmという中型クラスのモデル。CPUは前述のとおりに、ミドルハイ向けの5G対応SoCのSnapdragon 765G(2.4GHz+2.2GHz+1.8GHz、オクタコア)、6GBメモリー、128GBストレージと十分なもの。

 新しくなったのはカメラで、ついにというか、ようやくとするべきか、メインの12.2メガカメラに加え、107度の画角を持つ16メガの超広角カメラの組み合わせとなった。カメラの新機能としてはマルチショットによるHDR+撮影、ポートレートモード+暗所撮影への対応などがある。また、Portrait Light機能では、ユーザーが自由な位置に光源を持ってくるような画像編集が可能。これはAIによって実現しているという。また動画では、動きを1/2の速度にすることによって、映画のような効果を実現する「Cinematic Pan」と呼ばれる撮影機能が用意されている。

 バッテリー容量は3800mAh、ポリカーボネート製のユニボディーを採用しており、防水には非対応も、今回もしっかりFeliCaには対応している。5Gはサブ6対応で、SIMスロットはnanoSIM+eSIM。また、イヤホン端子も搭載されている。カラバリはJust Blackの1色。

 続いて、Pixel 5。前述のようにCPUやカメラはPixel 4aと同等だが、ディスプレーは6型有機EL(19.5:9、1080×2340)、横幅は約70.4mmとよりコンパクトなモデルである。このディスプレーは最大90Hzのリフレッシュレートに対応、またメモリーは8GBになるなど(ストレージは128GB)、ワンランク上の性能になっている。

 デザイン面では背面にゴリラガラス6で覆われたガラス素材を用いており、防水にも対応。また、Qi仕様でのワイヤレス充電や、逆に他の機器に給電するリバースワイヤレス充電もサポートしている。バッテリー容量は4000mAh。こちらもスペック表には「FeliCa」とあるので、国内リリースはまず確実のはず。

 カメラについては仕様自体は同じも、4K/60fpsの動画撮影が可能なのはPixel 5のみとなっている。カラバリはJust Black、Sorta Sageの2色が用意されている。

 

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