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本間 覚氏と2BRO.のおついちさんがサイバーパンク2077の魅力を語る!

日本語版初公開の映像も、「サイバーパンク2077」の魅力を伝える番組がTGS 2020内で配信

2020年09月26日 16時25分更新

文● 八尋 編集●ASCII

「『サイバーパンク2077』 Night City Wire 日本特別放送」

 スパイク・チュンソフトは9月26日、東京ゲームショウ 2020の公式番組内にて「『サイバーパンク2077』 Night City Wire 日本特別放送」を配信。番組には、CD PROJEKT RED ジャパン・カントリーマネージャーの本間 覚氏と、2BRO.のメンバーであるおついちさんが登場した。

サイバーパンク2077の魅力を紹介

CD PROJEKT RED ジャパン・カントリーマネージャーの本間 覚氏

2BRO.のメンバーであるおついちさん

作品概要。パッケージ版の販売元がスパイク・チュンソフトとなる

豪華特典付きのパッケージ限定版も販売

CD PROJEKT REDはポーランドにあるゲーム開発会社。「ウィッチャー」シリーズなどが有名

 まずは、サイバーパンク2077の主人公である「V(ヴィー)」について紹介があった。Vは、近未来都市「ナイトシティ」で生きており、不老不死の鍵を握るチップを追うことになる。また、そのチップには、キアヌ・リーブスさん演じる「ジョニー・シルヴァーハント」の人格が宿っているのだという。

性別などのカスタマイズが可能な主人公「V(ヴィー)」

 本作の主人公であるVは、性別なのどのカスタマイズが可能なのに加え、「ライフパス」と呼ばれるVの背景(人生)の設定が変更できるのも特徴。3つのライフパスの選択により、冒頭の物語が変わるほか、ストーリーを進めていく上での会話の選択肢が変わることもあるのだという。

「ライフパス」

3つから選択可能

 本間氏はライフパスについて「選択によって色々変わるので、ぜひ6周プレイしてほしいですね」とコメント。おついちさんは「2BRO.のメンバーでそれぞれ違ったライフパスを選択しようって言っています」と話した。

 また、ジョニー・シルヴァーハントについても紹介。彼は本作の世界における2020年ごろに音楽で世界を変えようとしていたロッカーボーイで、デジタルデータとして主人公の頭に収まってしまう。彼とどう付き合っていくのかが、本作のメインストーリーになるとのことだ。

ジョニー・シルヴァーハント

 続いて、本作のストーリーについて紹介があった。本作は、「ウィッチャー3 ワイルドハント」のように、ストーリーやクエストを進めていくうえで様々な選択肢を選ぶことになる。この選択によって、クエストやストーリーの結末が変わるマルチエンディングを採用している。放送では、日本語版でのクエストの映像が公開された。

選択しによってクエストやストーリーの結末が変わる

 映像では数回選択肢を選ぶ場面があり、1つのクエストにおいても結末は選択次第とのこと。おついちさんによると「事前に2BRO.でプレイさせてもらいましたが、誰もこの映像で紹介された結末にたどり着きませんでした」とのことだ。ちなみに、このクエストにおいても、先にハッキングを仕掛けておいたり、会話をする前に銃で全員倒してしまうなど、プレイヤーごとにクリアの方法は様々あるのだという。

 また、ジュディという本作のヒロイン的な立ち位置の人物と、BD(ブレインダンス)を体験する映像が流れた。BDとは、サイバーパンク2077で登場する未来のエンターテインメントで、視覚や聴覚だけでなく、痛覚や味覚といったことも体験できるコンテンツのこと。なお、映像で紹介されたBDはイリーガルで、正規品であれば感覚や感情は制御されているが、それが何も制御されていない状態で体験できる“生もの”と呼ばれる作品とのこと。

BD(ブレインダンス)についての映像も公開

紅一点、ジュディ

 続いて、本作の舞台となる「ナイトシティ」についての紹介があり、中継でCD PROJEKT REDのワルシャワ本社にいるエンバイロメント・シティ・コーディネーターの榊原 寛氏が登場した。

本作の舞台「ナイトシティ」について紹介

エンバイロメント・シティ・コーディネーターの榊原 寛氏が登場

 ナイトシティは、3つのチームに分かれて開発しているとのこと。1つは、イベントが起こる場所を作り込むチーム、1つは映画でいうと大道具や小道具、セットなど、空間をモデリングするチーム、1つはオープンワールドを作るチーム。榊原氏はオープンワールドを作るチームの取りまとめ役をつとめているとのことだ。

視聴者からの質問も

 また、ナイトシティを作るうえでのこだわりとして榊原氏は「サイバーパンク的なデザインとは何かを常に考えて開発しています。全部見慣れないものにするとSFになってしまいます。見慣れた伝統的だったり古いものに、技術を感じさせるものが組み合わさっているのがサイバーパンク的だと考えていますので、そのスタイルにこだわっています」とコメント。

 ナイトシティを作るうえでインスパイアを受けた作品や場所については「舞台になっている実際のカリフォルニアは参考にしています。また、作品では『ブレードランナー』や日本でいうと『AKIRA』や『攻殻機動隊』、『イノセンス』を始めとした押井 守監督作品は影響を受けています」と答えた。

 最後に榊原氏から視聴者へのメッセージとして「本作はとても大きなプロジェクトで、多くの人が開発に携わっているのですが、1人1人の注いでいる熱量がスゴイです。ナイトシティは探索し甲斐があるものとして作っているので、ぜひ探索してほしいです」とコメントした。

 サイバーパンク2077は、11月19日にPlayStation 4/Xbox One/PC向けに発売予定。なお、次世代コンソール機向けの無償アップグレードも実施予定だ。

 また、9月26日19時からは、武器や戦闘などの映像を新たに日本語版として公開する放送を生配信予定なので、本作が気になっている人はこちらもチェックしよう。

9月26日19時からも番組を配信

Twitterでプレゼントキャンペーンも実施中だ

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