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プライバシー機能も備えた人気の第3世代Ryzen 7搭載スリムノートの実力を検証

2020年09月29日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

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モダンな雰囲気で落ち着いたデザインのノートPC

 2020年5月19日に登場したLenovoの「IdeaPad Slim 550 (15) 81YQ002TJP」(以下、IdeaPad Slim 550 (15) )は、狭額縁ベゼルを採用した15.6インチ(1920×1080ドット)液晶搭載のノートPC。同社のコスパの良いブランドであるIdeaPadシリーズの製品で、実売10万9100円前後と未だリモートワークを行なっている企業も多いなか、メインPCとして使える性能を持つ製品としてはお買い得な価格になっている。

 CPUはAMDの第3世代Ryzen 4000シリーズ モバイル・プロセッサー(以下、Ryzen 4000シリーズ)「Ryzen 7 4700U」で8GBメモリー、512GB SSDを備える。

 本機は落ち着いたカラーのプラチナグレー。天板はシボ加工が施され、右端の金属プレート上に描かれたメーカーロゴが唯一のアクセントになっている。一見文房具のような見た目で、モダンな雰囲気があり、新社会人や学生に合う落ち着きながらもフレッシュな印象も与えるデザインだと感じた。

メーカーロゴは天板と、パームレストの端の両方に施されている

 パームレストは天板とは異なる素材で、ボール紙のような手触りのマットな仕上がりで、指紋の跡などが付かず、手に汗をかきやすい人にも最適と感じた。また、動画変換やゲームプレイ中など、負荷をかけた際にもパームレストはほとんど熱くならず、底面も奥側の中央こそやや温かくなるが、それ以外の箇所はほとんど熱さを感じなかった。

 液晶ディスプレーは上下が実測約1cm、左右約5.1mmの狭額縁ベゼルで画面が広く、解像度は1920×1080ドットのフルHD。非光沢のパネルを採用し、映り込みが少なく文書作成などに集中しやすい。

広視野角のIPSパネルを採用し、この価格帯のノートPCとしては及第点の視野角と鮮やかな映像美を実現している

「IdeaPad Slim 550 (15) 81YQ002TJP」の主なスペック
ディスプレー 15.6インチM
(1920×1080ドット、ノングレア)
CPU AMD「Ryzen 7 4700U」
(8コア/8スレッド、2.0~4.1GHz)
メモリー 8GB
(DDR4-3200)
ストレージ 512GB SSD
(NVMe M.2)
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.1
インターフェース HDMI出力、USB3.1 Type-C、USB3.0×2、4-in-1メディアカードリーダー他
公称駆動時間 約19時間
サイズ/重量 約356.7(W)×233(D)×17.9(H)mm/約1.76kg
OS Windows 10 Home(64ビット)

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