『ラーメン大好き小泉さん』『一杯の魂 ラーメン人物伝』『らーめん再遊記』
二郎武蔵鬼金棒天一……実はテイクアウトOKな東京の人気ラーメン店を漫画で体験
今読むべきラーメン漫画はコレ! 俺たちの「ラーメンハゲ」が大活躍
ほかにも、「まんが王国」にはラーメン漫画が多数収録されている。なかでもド定番といえば『ラーメン発見伝』から続く一連のシリーズ。かなりの長期連載作品だけあって、通して読めばラーメン業界における作り手のコダワリや客の好みの変遷も理解でき、その点でも興味深く読める漫画だ。
そして何より、最近ネットで熱い支持(?)を受けている「ラーメンハゲ」こと芹沢達也の独特なキャラ立ちが素晴らしい。2020年春に実写ドラマ化された際にはなぜか性別が変わり、鈴木京香が演じたことでも話題を呼んだ。ともかく、ラーメン漫画の鉄板作品であり、脇役から主役に躍り出た特異なキャラクター・芹沢の活躍に目を奪われること間違いなしだ。
平凡なサラリーマン・藤本浩平は上司とともに評判のラーメン店へ訪れるも、その味を「マズい」と一刀両断にした結果、店主とラーメンづくり対決をすることに。対決に勝利したのは藤本。じつは藤本、夜には屋台を引いて自作ラーメンを売るほどのラーメンマニアだったのだ。その確かな腕と味覚を最大限に活用し、ラーメン店を中心に巻き起こる問題やさまざまな人間模様を解決していく。
そして繁盛店「らあめん清流房」の店主・芹沢達也が登場して何度か絡むうち、“プロ”として、そして“ビジネス”としてのラーメンづくりの世界へ足を踏み入れていくこととなる──というストーリー。美味いラーメンについてのウンチクのほか、繁盛店のカラクリといったわりとエグい話題まで、ラーメンに関する幅広い話題が読み取れる。
新主人公として汐見ゆとりが登場し、ラーメンハゲ・芹沢達也が経営するフードコンサルタント会社の清流企画へ入社。さまざまな騒動を巻き起こしながら物語が展開していくが、もちろん主軸はラーメン。本能で美味しいラーメンを作り上げていくゆとり(じつは母が著名な料理研究家)と、理論で繁盛店を作り上げていくラーメンハゲのやりとりを読むうち、ラーメンについての知識をより深めてくれる。
美味いだけではラーメン店の繁盛は難しい、しかし美味くなければ繁盛のきっかけは得られない。ビジネスとしてのラーメンが難しいことがよくわかる作品。
『ラーメン再遊記』
既刊:1巻(継続中)
著者・作者:久部緑郎、河合単、石神秀幸
掲載誌:ビッグコミックスペリオール
発行元:小学館
購入ポイント:各550pt
前作『才遊記』からさらに時が過ぎ、ラーメン界のカリスマ・芹沢(ラーメンハゲ)はかつての情熱を失っている。自身の店「らあめん清流房」も徐々に客足が減っている。芹沢は現在のラーメン業界に閉塞感を感じてやる気を失っているのだ。そんな芹沢を奮起させようと、汐見ゆとりが新世代ラーメン店店主とのラーメン対決を企画。果たしてラーメンハゲの情熱は復活するのか――というストーリー。今後の連載でどういう展開を見せるか気が気ではない。
読むなら今! 10月2日~4日はポイント最大80%還元
ラーメン漫画を一気読みするなら今がチャンス! なぜなら「まんが王国」では2020年10月2日から4日までの3日間、最大で80%相当のポイントを還元する「お得爆発DAY 最大80%還元!」キャンペーンを実施中だから。
これはポイント購入で獲得できる「ポイント購入還元」ボーナスおよび、漫画を購入することで獲得できる「ポイント使用還元」の還元率が向上するもの。ぜひ美味いラーメンをすすりながら読破しまくってほしい!
(提供:株式会社ビーグリー)