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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第57回

【今月の自作PCレシピ】机上に置きたくなる! ハイスペック&グッドデザインのRyzen APUマシン

2020年09月19日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

Ryzen APUでコンパクトPC自作に挑戦

 魅力的なコンパクトPCケースが増えてきている。なかでも、オープンフレームの長尾製作所「オープンフレーム ver.mini-ITX」や、アクリルパネルで構成されたGEEEK「A40 V3」、キューブ型の最新モデルとなるSilverStone「SUGO 14」などが注目を集めている。

オリオスペックで扱っているアクリルサイドパネルを使ったMini-ITXケースGEEEK「A40 V3」。実売価格1万5500円だ

SilverStoneの最新Mini-ITXケース「SUGO 14」。実売価格1万2800円前後

 これらのケースでビデオカードを搭載したコンパクトゲーミングPCを組むのが人気だが、AMD APUの最新モデルとなる開発コードネーム「Renoir」こと、Ryzen PRO 4000シリーズで自作するのもおもしろそうだ。

 Ryzen PRO 4000シリーズは、コスパ抜群なB450チップセットには非対応、一部の店舗ではマザーボードとのセット購入がマストと若干購入の敷居が高くなるが、インテルのCore iシリーズよりも高性能なGPUを内蔵し、最大で4.4GHz動作を実現する8コア/16スレッドのRyzen 7 PRO 4750Gなど、魅力あるラインアップを用意している。

 今回は、そんなRyzen PRO 4000を使ったコンパクトPCの自作レシピをドスパラ秋葉原本店スタッフに提案してもらった。

ドスパラ秋葉原本店。ドスパラ秋葉原別館と統合し、9月25日にリニューアルオープン予定だ

レシピを考えてくれたのは、自作PCパーツフロアーの松本 諒平さん

Ryzen 7 PRO 4750Gを使ったPCパーツ構成

ハイスペック&グッドデザインのRyzen APUマシン
CPU AMD「Ryzen 7 PRO 4750G」
(8コア/16スレッド、3.6~4.4GHz)
4万3978円
CPUクーラー noctua「NH-L9a-AM4」
(トップフロー)
5478円
マザーボード MSI「MPG B550I GAMING EDGE WIFI」
(B550、Mini-ITX)
2万2550円
メモリー Corsai「CMK16GX4M2B3200C16」
(DDR4-3200、8GB×2枚)
8910円
SSD Crucial「P1 CT1000P1SSD8JP」(NVMe M.2、1TB) 1万2980円
ビデオカード CPU内蔵(Radeon Graphics 8) 0円
PCケース Fractal Design「Era ITX Carbon-TG」
(ATX)
2万2880円
電源ユニット Seasonic「FOCUS-GM-550」
(80PLUS GOLD、550W)
1万5900円
ファン be quiet!「PURE WINGS 2 120mm PWM」×2基(単価1518円) 3036円
OS Microsoft「Windows 10 Home パッケージ版」 1万6980円
総額(税込)   15万2692円

※価格は9月14日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。
※表内の価格をクリックするとドスパラの通販サイトに飛びます。ただし店頭と通販では価格が異なることがあるのをご了承ください。
※現状、通販で「Ryzen 7 PRO 4750G」とセット購入できるマザーボードは限られているため、今回紹介しているマザーボードとの購入はできません。なお、店頭ではセットで購入可能です。

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