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注目のお手頃グーグルスマホ「Pixel 4a」、Pixel 3aや4と外観やスペック比較

2020年08月10日 12時00分更新

文● ASCII

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 グーグルが発表したPixelシリーズの廉価モデルの新製品「Pixel 4a」。Google StoreでSIMフリー版が、ソフトバンクからも8月20日に発売される(14日予約開始)。コンパクトサイズに加え、ミドルクラスとしては十分以上の性能と強力なカメラも搭載しながら、価格は税込で4万2900円。本記事では、前モデルの「Pixel 3a」や上位モデル「Pixel 4」と外観やスペックを中心に比較する。

左から「Pixel 3a」「Pixel 4」「Pixel 4a」。Pixel 4aが画面が1番大きくて本体は小さいのがわかる

コンパクトタイプのみの1モデル構成になった「Pixel 4a」
基本性能に穴が無いお買い得度が高い1台

 まずPixel 4aでは、大小2タイプが用意されたPixel 3aやPixel 4とは異なり、コンパクトタイプのみの1モデル構成となっている。画面サイズは5.81型と数字だけなら大きく見えるが、19.5:9の縦横比に加え、パンチホール式インカメラや狭額縁デザインを採用。横幅は70mmを切った69.4mm。また縦方向ではPixel 3aの151.3mmに対して、144mmに抑えられている。写真で見ても明らかに短くなっているのがわかる。本体重量は143g。最近のスマホの中では、この軽さもうれしい点だ。パネルは今回も有機ELを採用。鮮やかすぎる感じはしない、自然な発色という印象だ。

70mmを切る横幅で、片手操作でも使いやすい「Pixel 4a」

最新ハイエンド機ほどではないが、まずまず狭額縁となっている

こちらは「Pixel 3a」(右)との直接比較。やはり画面サイズの大きさが魅力。1年の違いを感じる

価格的にライバルとなる新型iPhone SEと比較……したかったが、手元には無かったので同サイズのiPhone 8(右)との比較。iPhone 8の本体はもう一回り小さいが、画面サイズについては歴然としている

 続いて基本スペック。CPUは700番台のSnapdragon 730G(2.2GHz+1.8GHz、オクタコア)を搭載。Pixel 4を始めとするハイエンドスマホとはもちろん性能差はあるが、ミドルクラスであることを考えれば十分以上。メモリー/ストレージも6GB/128GBの1モデル構成。4GBというメモリー容量に不満が多かったPixel 3/3a、64GBストレージ版もあったPixel 4とは異なる点だ。

Antutu 8の結果(左がPixel 4a、右がPixel 4)。ハイエンドスマホとの差はあっても普段使いには十分

 ネットワーク対応については、上位モデルと同様に充実した内容。対応バンド数の多さはもちろん、キャリアアグリゲーションもサポート。国内主要キャリアのネットワークで安心して利用できる。SIMについてはPixel 4と同じく、nanoSIM+eSIMを搭載。eSIMの活用の幅が今後さらに広がることに期待したい。

物理デュアルSIMではないが、nanoSIM+eSIMに対応。なお、microSDの増設は本機でも非対応

 国内ユーザー向け機能では、今回もしっかりFeliCa対応で、おサイフケータイ/Google Payが利用可能。ただし、Pixel 3aと同様に防水・防塵には非対応。生体認証もPixel 3aと同じく、背面に指紋センサーを搭載。マスクが必需品の時代にはPixel 4の顔認証よりも利便性が高い。なお、Pixel 4に搭載されていたジェスチャー操作をサポートするためのSoliレーダーは搭載されていない。

カメラおよび指紋センサー部。指紋センサーは両手どちらで持っても人さし指で操作する

 カメラの画素数は12.2メガ(インは8メガ)のシングル構成。ただ、Pixel 4との比較では、望遠カメラの搭載を除いて同等とのことで、強力なソフトウェア処理によるポートレートモードや夜景モード、超解像ズームなどの撮影モードに対応するなど、ハイエンドスマホに匹敵する性能を持つ。特にポートレートモードによる背景ボケはシングルカメラとは思えない正確さ。また、超解像ズームの画質も印象的。とは言え、超広角カメラは欲しいというのは正直なところだろう。

Pixel 4と同様のソフトウェア処理によって、ハイエンドスマホ並みの画質を実現する

こちらはグーグルの提供による夜景モードの作例

同じくポートレートモードでの作例

 デザイン面では、ガラス素材を用いる上位モデルと異なり、ポリカーボネート素材のユニボディーを採用。素材の質感をそのまま活かしているだけに“高級感”というイメージはないが、このシンプルさを好ましく感じる人は多いだろう。ただ、カラバリが「Just Black」の1色で選ぶ余地がないのは惜しい。3色から選べる純正のファブリックケース(5280円)、もしくは市販のカバーを組み合わせ、好みのスタイルで使いたい。

ポリカーボネート素材の筐体はサラッとした手触り。シンプルさを極めた感じのデザインに、ワンポイントとして薄いエメラルドグリーンの電源ボタンが配置

本体下部にはUSB Type-C端子が

Pixel 3/4には無くて、Pixel 3aにはあったイヤホン端子はPixel 4aにも搭載

カメラ部分の比較。シングルカメラになったので正方形のカメラ部は小型化されているが……そもそもこのデザインは必要?

Basically Black、Static Grey、Blue Confettiの3色が用意される純正のファブリックケース(写真はBasically Black)

このファブリックケースは洗濯も可能なようだ

付属品一覧

従来モデルと同様に最大18WのUSB PDでの急速充電が可能で、対応ACアダプターが付属する

 なお、Pixel 4aについてはこの秋の5G版のリリースがすでに予告。しかも価格も公表されているが、6万500円~と価格差はそれなりにある。また、Pixel 5も同じく、今年中には登場予定とのことだ。

5GモデルやPixel 5のリリースも予告されている

 OS/セキュリティーパッチの3年間の提供などPixelシリーズのメリットはこれまでのモデルと同等。お手頃な価格でスマホを購入して、比較的長期間使いたいというユーザーにも向いた1台だろう。

  Pixel 4a Pixel 3a
(参考)
Pixel 4
(参考)
Pixel 4 XL
(参考)
価格(税込) 4万2900円 4万9500円 8万9980円~ 11万6600円~
ディスプレー 5.81型有機EL
(19.5:9)
5.6型有機EL
(18.5:9)
5.7型有機EL
(19:9)
6.3型有機EL
(19:9)
画面解像度 1080×2340 1080×2220 1080×2280 1440×3040
サイズ 69.4×144
×8.2mm
70.1×151.3
×8.2mm
68.8×147.1
×8.2mm
75.1×160.4
×8.2mm
重量 143g 147g 162g 193g
CPU Snapdragon
730G
2.2+1.8GHz
(オクタコア)
Snapdragon
670
2+1.7GHz
(オクタコア)
Snapdragon 855
2.84+1.78GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB 4GB 6GB
内蔵ストレージ 128GB 64GB 64/128GB
OS Android 10 Android 9→10 Android 10
4G対応バンド 1/2/3/4/5/7/8
/12/13/17/18
/19/20/25/26
/28/38/39/40
/41/42/66
1/2/3/4/5/8
/12/13/17/18
/19/21/26
/28/38/41
1/2/3/4/5/7/8
/12/13/17/18/19/20
/21/25/26/28/38
/39/40/41/42/66
CA対応 ○(3CC) ○(3CC) ○(5CC)
無線LAN 802.11ac
(2.4/5GHz)
802.11ac
(2.4/5GHz)
802.11ac
(2.4/5GHz)
FeliCa
カメラ画素数 リア12.2メガ
/イン8メガ
リア12.2メガ
/イン8メガ
リア12.2メガ(標準)
+16メガ(望遠)
/イン8メガ
バッテリー容量 3140mAh 3000mAh 2800mAh 3700mAh
生体認証 ○(指紋) ○(指紋) ○(顔)
防水・防塵 × ×
SIM nanoSIM
+eSIM
nanoSIM nanoSIM+eSIM
USB端子 Type-C Type-C Type-C
カラバリ Just Black Just Black、Clearly White、Purple-ish Just Black、Clearly White、Oh So Orange
 

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