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第10世代Core搭載の全部入りハイエンドホームノートPC

テレワークで変わりつつある“家で使うノート”の用途にもバッチリ対応、仕事にエンタメに大画面が最適な17.3型ノートPC「LIFEBOOK WN1/E2」

2020年07月12日 13時00分更新

文● 貝塚 編集●八尋/ASCII

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「LIFEBOOK WN1/E2」

 LIFEBOOK WN1/E2は、富士通クライアントコンピューティングが6月に発売した17.3型ノートパソコンの新モデルだ。価格は20万5180円からだが、同社の直販サイト「富士通WEB MART」ではクーポン利用で20%引きの16万4144円から購入可能だ(7月11日現在)。

 第10世代のインテルCoreプロセッサーを搭載し、標準で光学式ドライブを搭載するなど、さまざまな用途に使える据え置き型のノートパソコン。本記事では、主に外観と仕様をレビューしていく。

 まずはスペックから見ていこう。LIFEBOOK WN1/E2の主なスペックはCore i7-10750H、4GB/8GB/16GB/32GBメモリー、約256GB SSD+Optaneメモリー16GB/約512GB SSD+Optaneメモリー32GB/約1TB SSD+Optaneメモリー32GBといった構成。加えてセカンドストレージとして約1TB HDDが選択可能なほか、内蔵ドライブとしてさらに約1TB HDDも追加できる。ディスプレーは17.3型(1920×1080ドット)だ。

 LIFEBOOK WN1/E2のインターフェースはSDHC/SDXCカードスロット、USB 3.2(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×2、USB2.0 Type-A×1、HDMI出力端子、HDMI入力端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子を搭載。無線通信規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(MU-MIMO対応)、Bluetooth 5.0に対応。

本体右側にUSB2.0 Type-AとSDHC/SDXCカードスロット、光学式ドライブを備える

本体左側にUSB 3.2(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×2、HDMI出力端子、HDMI入力端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、有線LAN端子を配置

 サイズはおよそ幅398.8×奥行き265×高さ26.9mm、重量は約2.9kgとなっている。

 このほか、有効画素数およそ207万画素のフルHD解像度のウェブカメラを内蔵。ディスプレーの性能、処理性能ともに、リモート会議などにもしっかりと対応できる、頼もしいスペックとなっている。

 ストレージもSSDのほかOptaneメモリーを搭載するため、素早いアプリ立ち上げが可能。家庭用では、ほとんどの用途にストレスなく対応できるモデルといえるだろう。

シックにまとめた上品なデザイン

シャンパンゴールドは、やわらかく上品な印象のカラーだ

 LIFEBOOK WN1/E2のカラーバリエーションはブライトブラックとシャンパンゴールドの2種類。今回は、シャンパンゴールドを試用している。

 質感は非常によく、スタンダードなノートパソコンとしてはハイエンドなモデルらしく十分な上品さをそなえている。

キーボードフレームは、パームレスト部分のみヘアライン加工を施し、質感を高めている。加えて、「プリズムクリア」と呼ばれるクリアな質感を活かしたものを採用

 トップカバーとキーボードフレーム/パームレスト部分を合金、ベゼルとボトムカバーをプラスチックで仕上げている。トップカバーはさらさらとした艶消しの質感だが、キーボードフレームは1枚の板で成型しつつ、キー付近とパームレストで仕上げを変えており、パームレスト部分のみヘアライン加工を施している。

 LIFEBOOK WN1/E2のキーボードは10キーを搭載した標準的な108キーレイアウト、「プリズムクリア」と呼ばれる、同社が近年積極的に採用している側面がクリアなキーボード。これもデザインアクセントになっており、開いた時の、全体的にやわらかな印象につながっている。

 またベゼルはツヤツヤとした光沢調なのに対し、ボトムカバーはシュリンクレザー(シワ加工をした皮革)のようなパターンで成型しており、カラーもダークブラウンになっている。

ボトムカバーの、シュリンクレザー調の整型がおもしろい

 開いた際に目に入りやすいのは、ディスプレー下部にそなえられた大型のスピーカーだ。オンキヨーと共同開発したというスピーカーであり、大胆にスペースをとって配置している。大型のノートパソコンでは、キーボード部分の空白を持て余している印象のモデルもあるが、本機の場合は、家庭向けのノートとして重要なスピーカーにボリュームを割くことで、うまくレイアウトしている。

ディスプレー下部にそなえられた大型のスピーカーはオンキヨーとの共同開発。中心にはHDMI出力/入力の切り替えが可能なボタンも

 大きな機能的な意味があるわけではないのだが、素材や表面処理の切り替えにより、全体的な上質感、物としての魅力が高まっているといえるだろう。こうした繊細な仕上げの分け方は、ハイエンドなスタンダードノートならではであり、購入後も、存分に楽しみたいポイントだ。

 LIFEBOOK WN1/E2のディスプレーの発色は非常にいい。光沢仕様で色味の鮮やかさが際立ち、映像鑑賞などには最適なディスプレーだ。パネルの仕様は公表されておらず、「広視野角 スーパーファイン液晶」とされているが、視野角が広く、発色のよさから、IPSパネルに相当するものと思われる。

ディスプレーの発色は非常にいい

 昨今はリモート会議やオンラインのアポイントメントなども増えつつあるため、こうした用途でも快適に使用できるディスプレーはうれしい。輝度も高く、見やすく、綺麗なディスプレーだ。

光学式ドライブを含む豊富なインターフェースも魅力

自宅でしっかり使える全部入りノート

 LIFEBOOK WN1/E2は総評すれば、高度な処理性能と高いフレームレートが要求される高解像度なFPSゲームや、大量の映像の書き出しなど、GPUの搭載が望まれる機能でない限り、「なんでも対応できる」スペックをそなえたモデルといえるだろう。

 インターネット動画の鑑賞、Blu-rayやDVDの鑑賞、音楽の再生、インターネットブラウジング、メール、Officeによる書類作成、画像の加工や簡単な映像の編集など、家庭向けで想定されるあらゆる用途に快適に対応できるはず。サイズ的には、据置での使用が前提になるかと思うが、最大で6.2時間のバッテリー駆動にも対応し、家の中を持ち歩くなら、問題のない重量だ。

 家で仕事をするビジネスパーソンが増え、「家で使うノート」の意味合いにも変化が起きつつある昨今の情勢だが、LIFEBOOK WN1/E2なら、家庭でパソコンが必要になるシーンすべてに、頼もしく対応してくれるに違いない。

LIFEBOOK WN1/E2の主なスペック
CPU Core i7-10750H(2.6GHz~最大5GHz)、6コア/12スレッド
グラフィックス インテル UHD グラフィックス
メモリー 4GB/8GB/16GB/32GB
ストレージ 約256GB SSD+Optaneメモリー16GB/約512GB SSD+Optaneメモリー32GB/約1TB SSD+Optaneメモリー32GB
2nd HDD なし/約1TB HDD
ディスプレー 17.3型(1920×1080ドット)
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ/Blu-ray Discドライブ/追加HDD(約1TB)
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.2(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×2、USB2.0 Type-A×1、HDMI出力端子、HDMI入力端子、有線LAN端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、SDHC/SDXCカードスロット
テレビ機能 なし/地上・BS・110度CSデジタル×2 (ダブル録画対応)
サイズ/重量 およそ幅398.8×奥行き265×高さ26.9mm/約2.9kg
OS Windows 10 Home(64bit)
富士通 FMV LIFEBOOK NH

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