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車載機器を活用する「SDLアプリコンテスト」、オンラインハッカソンを8月に開催

2020年07月10日 11時15分更新

文● ASCII

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 SDLアプリコンテスト実行委員会は7月10日、SDLアプリ開発のオンラインハッカソンを実施すると発表した。8月1日、2日に開催するほか、連動した事前ハンズオンを7月21日・26日に実施する。

 SDL(Smart Device Link)は自動車・オートバイとスマホを連携させ、スマホアプリから車載機器を操作できるオープンソースの国際標準規格。カーナビの操作のほか、対応車種であればクルマの走行速度やエンジン回転数、ライトの点灯状態をはじめクルマの情報をアプリ側で読み込める仕様となっている。アプリの開発・テストはクラウドで提供される「Manticore」(走行シミュレーター)とスマホ開発環境を組み合わせて行ない、より実車に近い開発環境としてRaspberry Piとタッチ液晶による「BootCamp」が用意される。

 SDLアプリコンテスト2020は、SDLの普及を目的として国内自動車メーカーの協力・後援により開催される。現在応募受付中で、東京都内にて2020年12月以降で最終審査&表彰式を開催予定。

 今回のハッカソンは、SDLアプリコンテスト2020への応募を考えている人以外でもSDLアプリ開発を考えている人ならば参加できる。ハッカソンでの優秀作品には総額10万円の賞金を進呈。

 SDLアプリ開発のオンラインハッカソンの申し込みや詳細に関しては受付ページを参照のこと。事前ハンズオンの内容として、Manticoreを使用したAndroid版アプリ開発のほか、新たにJavaScriptでの開発がサポートされてウェブエンジニアの人でも参加できるようになったことから、JavaScriptによる車載機で動作するSDLアプリ開発も用意される。

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