メルマガはこちらから

PAGE
TOP

200万円助成も実施 実証実験聖地を目指す浜松市がベンチャーを募集

日本の縮図となる都市で、補助金200万円と手厚いサポート

提供: 浜松市

1 2

浜松市は日本の縮図型都市。

実証実験の地に相応しい浜松でさまざまなアイデアを募集

 静岡県浜松市が、6月29日より実証実験サポート事業の募集を開始する。先端テクノロジーの活用による浜松市の社会課題の解決と地域産業の振興を図るために始まったこの事業は、今年で2回目。昨年度(2019年度)は、全国のベンチャー企業から26件の応募があり、そのうち5社のプロジェクトを採択。2021年2月まで実証実験を実施する予定だ。

ベンチャーを浜松に迎えたり創業を支えるなど、市の活性化を図る「日本一の起業家応援都市宣言」を行なった。

 浜松市はヤマハや河合楽器、スズキ、浜松ホトニクスといった世界的企業を抱えるものづくりの街として知られている。2017年に「日本一の起業家応援都市」宣言を行ない、自動運転の実証実験プロジェクトの実施やベンチャー企業との連携協定など、新たなイノベーションを起こすため積極的なベンチャー支援に取り組んでいる。

浜松市は、古くからものづくりの街として発展し、スズキやヤマハなど多くのグローバル企業の創業の地となる。

BOLDLYとスズキ、遠州鉄道、浜松市が協定を結んで進める自動運転やらまいかプロジェクト。

 今回の実証実験サポート事業もその一環で、採択されたプロジェクトに対しては、実証フィールドの提供や実験に係る経費などの費用を最大200万円助成。さらに

  • 実証実験モニター募集支援、実証実験に係る地元調整
  • 法制度に関するアドバイス
  • 行政データの提供
  • 実証事業のPR支援

 といった支援が受けられる。

 今年度(2020年度)は、浜松市の社会課題とその解決に向けた実証実験の両方を提案する「フリー提案型」と浜松市が提示する課題や実現したい未来に対応した実証実験を提案する「ニーズ対応型」の2つの枠で募集。募集期間は、6月29日~7月30日18時まで。実験期間は、2020年10月~2021年9月までを予定している。

 この実証実験サポート事業の特徴は、事前相談会が設けられているところ。7月15日までに応募すれば、希望者は7月22日に浜松市との事前相談会に参加でき、企画内容のブラッシュアッブを図った上で最終提出が可能となる。

 審査は7月31日~9月末までで、一次審査結果の通知は8月21日の予定。通過プロジェクト相談会を8月28日に行ない、プレゼンによる二次審査が9月16日(日程調整中)に浜松で行われる予定。二次審査結果通知は9月25日を予定している。

 実証実験サポート事業募集の概要や浜松市については、オンライン説明会を6月29日に開催する。昨年度の採択企業がどのように事業を活用して、事業成長を進めているかについてパネルディスカッションも行われるので、興味のある方はぜひ参加してほしい。

浜松市実証実験サポート事業 オンライン説明会はサイトより申し込みが必要。

募集から二次審査決定までのスケジュール予定

令和2年度 浜松市実証実験サポート事業 オンライン説明会概要

2020年6月29日(月)18時~19時
Zoomにて開催。お申し込みした方にリンクを送付。お申し込みはこちら

アジェンダ(予定)

  1. ウィズコロナ時代の街づくり(10分)
    株式会社日本総合研究所 プリンシパル 東博暢
  2. 事業内容説明(10分)
    浜松市担当者
  3. 個別課題紹介(15分)
    浜松市担当者
  4. パネルディスカッション:昨年度の実証実験サポート事業について(15分)
    株式会社ムジカル 代表取締役 大山幹也
    株式会社FromTo 代表取締役 宮城浩
    トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 経営企画マネージャー 佐田雅弥
    株式会社日本総合研究所 プリンシパル 東博暢(モデレーター)
  5. 質疑応答(5分)

1 2

合わせて読みたい編集者オススメ記事