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婚活にもオンライン化の波!ゴールインする人もいるほど好評な理由

2020年06月11日 06時00分更新

文● 藤崎雅子(ダイヤモンド・オンライン

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「対面」のイメージが強かった婚活でも、オンライン化が進んでいる(写真はイメージです) Photo:PIXTA

Zoomを活用して
お見合いや婚活パーティーを開催

 新型コロナウイルスの襲来は、「婚活」の進め方にも大きな影響を与えた。

 お見合いをしたり、婚活パーティーに参加したり……婚活は直接会って行うものというイメージがある。長期にわたって外出自粛が要請され、緊急事態宣言が解除されても余談を許さない状況が続くなか、「婚活を中断せざるを得ない」「出会いの場がなくなった」と嘆いている人も少なくないだろう。

 しかし、コロナ禍を理由に婚活を諦めるのはまだ早い。今、自宅にいながらお見合いやパーティーに参加できる「オンライン婚活」のサービスに乗り出す結婚相談所が増えているのだ。

 オンライン婚活とは、いったいどのように行われるのか?オンラインで成果はあがるのか?

 結婚相談所オーネットのサービスを例に探ってみたい。

 同社では従来から会員情報をデータベース化しており、紹介された相手のプロフィールをPCやスマホで確認したり、希望する条件で検索したりできるサービスを行ってきた。これに加えて、緊急事態宣言が発令された今年4月からは、Zoomを使ったお見合いや婚活パーティーの実施体制を整備。自宅にいながら婚活ができる「おうち婚活」を打ち出している。

 オンラインお見合いでは、同社スタッフの案内により画面越しに初顔合わせを行ったあと、当事者2人だけの時間に。通常のお見合い同様、そこでお互いを知り、相性を確認するなかで連絡先の交換などへと進むことができる。

 また、オンラインパーティーでは、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使って各参加者と1対1で話す時間を用意。一度の参加で複数の人とじっくり話すことが可能だ。

「新しい出会いのかたちに最初はみなさん不安もあるようですが、一度参加してみるとそれも払拭されるようです。事後アンケ―トでは『楽しかった』との感想がほとんどで、好評を得ています」(同社マーケティング部副部長 長岡正光さん)

移動や準備の煩わしさがなく
気軽に出会いの場へ

 オンラインだからこそのメリットもある。自宅にいながら参加できることで、会場への移動にかかる時間と費用が削減される。そのため、リアルのように距離の制約を受けず、広域での活動がしやすい。また、画面に映るのはバストアップのみとなるので、身だしなみに気遣う範囲も少なくてすむ。このようにリアルに比べて煩わしさや負担感がないため、コロナ禍前を上回るペースで出会いのチャンスを手にしている人も少なくないという。

 一方で、「オンラインではコミュニケーションの質が落ちるのでは?」との懸念もあるだろうが、必ずしもリアルより劣るわけでもなさそうだ。長岡さんは、同社会員のこんな事例を教えてくれた。

「当社サービスで出会い、外出自粛期間中はオンラインで関係を深めていたお二人がいらっしゃったのですが、ある日、男性が事前に手配し、Zoomで話す約束をした時間に合わせてお相手のご自宅に花束を届けたとのこと。そして、女性が花束を手にしたタイミングで、男性が画面越しにプロポーズ。女性は大変感激され、見事プロポーズに成功したそうです。このように、オンラインの場を生かした演出は新鮮で、リアル以上に効果的に気持ちが伝わることもあるのではないでしょうか」(長岡さん)

 同社では、自粛期間中にオンラインお見合いを行い、わずか1カ月余りで結婚を決意した例も。オンラインの出会いでも、確実に結果を出せることが見えてきたという。

「外出がままならず自宅にこもりがちな生活で、人恋しさを感じ、結婚に対するモチベーションが高まっている人も多いのでは。こういう時期だからこそチャンスを逃さず、一歩を踏み出してほしいと思います」(長岡さん)

 オンライン授業、オンライン診療、オンライン飲み会……リアルのみで行われてきたさまざまなことがオンラインで行われるようになった。コロナウイルスの第2波、第3波も懸念されるなか、婚活においても新しい様式として、当たり前のようにオンラインで行われる日も近いかもしれない。

(藤崎雅子/5時から作家塾®)

※本記事はダイヤモンド・オンラインからの転載です。転載元はこちら

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